2004年江戸川遠征釣行−2

釣行日時 2004年4月3日 釣行場所・ポイント名 江戸川

到着から一夜明け、4月3日。
この日は本格的に釣りを始めてから1回目の江戸川釣行。狙いは鯉。以前に行った時とはまた違う見方ができるであろうと、期待があふれます。しかし入る予定のポイントは初めての場所、多少の不安がありました。

 早朝午前4時、携帯電話の目覚ましの音で起床。いつもはこんな時間に起きると、寝ぼけて大変なことになる低血圧な僕ですが、この日は意識ハッキリ、目パッチリ、気合充分!昨日コンビ二で買っておいた朝飯を食べ20分後にホテルを出発!JR総武線錦糸町駅へ向かいます。そして午前4時38分の始発電車、千葉行き各駅停車に乗車しました。乗った駅の次の駅でC&Bのメンバー(橋浦君、田代君、)、そしてC&B入会希望者の権田君と合流しました。(メンバーの一員の小泉君は欠席) 数分後、市川駅で下車し、しばらく歩く、次に京成線に乗車し、江戸川駅で下車します。向かうポイントは市川橋東京側。

 ポイントに到着し、メンバーそれぞれ(千葉側を正面に)左から田代君、橋浦君、私、権田君の順に竿をだしました。私はいつものタックル2本をセットし、仕掛けは2本とも吸い込みで、スイベル2号、サキ糸は巨鯉伝説3号を2本縒り、オモリはひし形25号、ハリスは巨鯉ハリス8号、針は4本でソイ針17号と食わせ用にササメの巨鯉針食わせ20号を使用します。


使用した4本針吸い込み仕掛け 使用するダンゴと食わせ

 エサのダンゴの配合は龍王2.5杯+鳩のエサ0.5杯+麦焦がし1杯+水0.5杯、食わせはコーン。江戸川の釣りはよくわからなく、かなり迷いましたが、この時期の北海道よりもジャミの活性が高いはずなので、動物性は使用していません。麦の香りだけで鯉を寄せます。

 竿2本をキャストし終えたころには綺麗な朝日が昇っていました。この日1日、いい釣りができそう・・・。メンバーはビニルシートを敷き、その上でくつろぎながらアタリを待ちます。それから30分ほどたってからUさんが釣り場に到着し、権田君のとなりに4本の竿を出しました。この日1日、私たちの釣りに付き合ってくださります。普段はアオウオを狙っているUさんは鯉狙いに竿を出すのは久しぶりとのこと。


川の状況はよく、鯉やレンギョらしき魚の跳ねが見られます。Uさんが竿を出している最中にも私の仕掛けの近くでモジリを確認しました。そのモジリの10分後、私のアタリブザーのメロディーが!竿の方を見ると、1番竿が曲がってました。いきなりのアタリで焦っていた私は靴を履かずにビニルシートを出てしまい、靴下が朝露で濡れるのを感じます。慌てて長靴を履こうしましたが、なかなか履けない(笑)・・ようやく靴を履き終え、竿を持つ。ドラグを少し閉めると、魚の重量感が感じられました。Uさんにタモ入れを頼み、浮いてきた魚をネットイン!あがった鯉は50センチ。江戸川での一投目、そして始めての鯉。


初めての東京で会った初めての鯉

 いつもなら、なんだ小さいや・・というようなサイズでしたが、初めてのポイントで1投目でいきなりヒットさせることができて、しかもこの江戸川での初鯉は2004年シーズンの初鯉。嬉しさがこみ上げます。魚をリリースした後、先と同じ配合のダンゴを付け替えて、もう一度同じ場所にキャストしました。魚の活性はまだ続いている・・♪誰の竿にアタッてもおかしくない・・・と期待していましたが、そのまま潮が引いてきてしまいました。
 この川は流れが強く、私が使っている25号のオモリでは少し流されかけていました。気がつくとキャストしたはずの場所から数メートル横に移動していて、私と同じオモリを使用しているお隣の橋浦君は2本出している竿のうち、1本の仕掛けは隣の竿の仕掛けの横を通過し、私の1番竿の仕掛けの近くまで流されていました。しかし、このくらい水に動きがあるほうが魚も釣りやすいらしいです。初めて潮の影響をまともに受ける川で釣りをした私にとってはかなり勉強になりました。



その後2時間おきに仕掛けを回収しましたが、変化はなく、ビニルシートでのゴロゴロが続きました。気がつくとポイント周辺にいるハトが大勢、私たちの周りに集まってきています。どうやらダンゴエサを食べるのが目的らしい。。。すると、家でハトを飼育している田代君がハトにダンゴの配合用のエサを餌付けし始めました。ハトもあまり警戒せず、田代君の手からエサを食べていました。どうやら人間になれているらしい。そうこうしているうちに周りのハトが全員私たちのところに集まってきてしまいました。このままでは帰る時間まで私たちの周りから離れなくなるのではないかとおもいましたが・・・エサを食べにきた1羽のハトを田代君が素手で捕まえてしまった(笑)捕まえたハトを逃がした後は案の定、警戒して寄ってくるハトが少なくなりました。

田代君 鯉のエサでハトを寄せて・・・ 捕まえた!

午後になり、気温は22度を超えていました。私は昼食に持ってきた賞味期限が過ぎたばかりのオニギリが腐らないうちにたべ、その後、エサ換えのついでにダンゴの配合を変えてみました。いままでジャミを怖がっていましたが、ほとんど竿に変化がないため、思い切り動物性のエサを混ぜてみます。配合は龍王1.5杯+鯉のぼり1杯+ハトのえさ0.5杯+水0.5杯、食わせは変えずにコーンを使います。
午前中よりも遠投してアタリブザーをセット、いつアタリが来てもいいように靴は履いたままビニルシートに足だけ外に出してすわっていました。エサを変えて、そろそろダンゴが全てバラける時間だ・・と思っていると、アタリブザーからメロディが!しかし竿先はほとんど動かない、道糸にゴミが引っかかった形跡も無いので、多分、魚が道糸に触ってしまい、スイッチがオンになったのでしょう・・・・

橋浦君 お世話になった青師のUさん

その後、潮がまた満ちてきたので、そろそろ誰かの竿にアタリがあってもいいのではないかと思いましたが、ジャミのサワリもありません。投入点を変えたりしながらアタリを待ちましたが、気温が少しずつ低下してきたので、午後5時に納竿して、また明日を期待することにしました。

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