他魚釣行 ナマズトップゲーム

釣行日時   2011年
8月16日20時〜17日5時 
釣行場所・ポイント名  篠津湖

 大きく扁平した体を重々しく這わせ、異様なほど小さな目に彼らは何を見ているのか。魚という形のイメージから逸脱したそれは、じっと底を動かず不気味に佇む。そんな鈍重なお化けを一瞬にして変えてしまうのは、小さな動物の出す生体反応。その瞬間を目の当たりにすれば、ただ鈍重なだけでなく、凶暴で恐ろしい化け物であることもわかる。釣り人は彼らを「釣った」ではなく、未知との遭遇さながらに「出た」と表現する。

 在来の肉食種として食物連鎖の上位に立つナマズは、私にとっても釣りのターゲットとして興味深い魚のひとつ。小学生の頃、祖母の家の近所のおじさんが、千歳川で釣ったナマズを飼育しているのを見せてもらい、強く憧れを持った覚えがある。だが鯉釣りをするようになってから、自然と動物餌を使っての釣りでタモに入るようになり、狙って釣ることも容易にできるようになっていた。鯉釣り師である私には、アタリ待ち時間の暇つぶしの良い相手で、時折ルアーを投げては彼らを釣っている。ナマズという存在には今でも興味を引かれるし、ターゲットとしても面白い魚であると思う。しかし、思えばこれまで一度も、ナマズを本気で釣ろうと出かけたことがなかった。鯉釣りをやっているうちにいつの間にか釣れるようになり、自分にとって珍しい魚という位置付けではなくなってしまったからだろう。都合により長時間の鯉釣りをする機会が少なくなってしまっているここ最近は、夜中にこっそりと沼へ出かけて、ルアーを投げて過ごすことが多くなってきている。それは半端な時間を潰す為の釣りだが、こんなことを考えたのを機に、本気でナマズを釣るという釣行を作ってみるのはどうだろう。ちょうど良く平日中に、仕事の代休としての余暇がある。その前日の夜中から、私は初めて「ナマズ釣り」へ出かけることにした。

 前日の大雨の後を引き、夕方より小雨の落ちる時間があったが、夜になってから空は落ち着きを取り戻したようだ。今日の篠津湖はほぼ無風。水面は静かで、昨日の雨で増水している。抵抗の大きなルアーのキャスティングやリトリーブに支障するものはない。あとはどこをどのように狙うか。今日のテーマはナマズを狙ったトップウォーターに限られた釣り。持ち込んだルアーはノイジーやポッパーなどの浮き物で、ボトムを探れるルアーは、最終手段の予備としてジグヘッドグラブがひとつあるだけ。もちろんこれを使う気はない。

 篠津湖に到着してまず足を入れたのは、キャンピングカー用のパーキングのある上流の先端。入り江状のプールに溜まっているナマズから狙っていくことにする。ヘッドライトを点し、ロッドにラインを通す。今回のラインはパワープロ。浮力のあるPEは余計なリーダーを入れなければトップ向きになる。しかしその場合、当然注意すべきは硬いものへのスレや、伸び率が0だということ。いくら強いといえども、急激なショックはそれを吸収しきれずに簡単に痛んだり切れてしまう。そのため太いものを用意し、今回は3号を巻いて、先端は小さくビミニツイストを作り、ダブルラインにしておいた。本当はダブルラインよりも編み込みで補強したかったのだが、単に面倒くさかったので何度も練習して手馴れてしまったビミニツイストで済ませてしまった。

 続いてはルアーの選択。様々な色形のルアーの中から、どれがいいのか、どれで釣りたいと思うのかで選択する。ヘラブナや鯉釣りの練り餌やダンゴ餌と同じよう、ここにも大きな楽しさがある。最初のポイントは、広範囲に強くアピールさせるよりも、狭い範囲にキャストを繰り返し、静かに誘ってやるというイメージでいくのが良さそうだ。となれば小さなジッターバグかエフテックのケロッガー、またはポッパー、ペンシルベイトという選択肢が生まれる。最初はナマズの居場所を探るため、速いテンポでキャストを繰り返せるものを使いたいので、ポッパーやペンシルよりも泳がせられるノイジー系のものがいいだろうか。迷ったあげく、最終的に選択したのはエフテックのケロッガー。これはジッターバグと同じタイプのルアーだが、揺れ幅が狭く、僅かなリーリングでも小刻みに頭を振ってくれる。カップが奏でるカポカポという音はジッターに比べて小さく高音。一見泳いでいないかに見える控えめな動きと音は、スレたナマズにも有効そうに思える。選んだのはケロッガーの小型タイプ「ちびケロッガー」の赤金。

ルアーには選択の楽しさがある まずは赤金のちびケロッガーをチョイス


 
このカエルをショートキャストでプールの中へ送り込み、プールを囲むゴロ石を狙う。沖目から足元のゴロ石に近づけたり、岸際を横から狙うなど様々な方向からのアプローチを繰り返す。基本的なリトリーブはただ巻きだが、ここではリールの力でルアーを引かず、竿先で小刻みに震わせながら、弛んだ分のラインを巻き取るアクションでいく。去年まではスピニングタックルですべての釣りに挑んでいたが、トップウォータープラグを思いのままに操れるのはベイトリールの特権だ。

 魚全体の活性は高いようだ。対岸の岸際でうごめいている魚が多数。バシュッという水音はナマズのバキュームにも思えたが、どうやらこれは違う魚のようだ。バシュッという音の後、ブチブチっという音も聞こえる。恐らくこれはソウギョの草食みだろう。数匹のソウギョが岸際の草を食っている。普段ここでソウギョ釣りをしていても、なかなか餌を食べるところを目撃することができず、実際にみたのはこれが初めてだった。ここにきてソウギョ釣りをしたくなってきたが、今日はナマズ以外のタックルを持ってきていない。実際には持ってこれなかったのだが、今日はナマズを釣ると決めた日。ここは無視してリトリーブに専念しよう。しかしその草の生えた岸際もナマズがよく出るポイント。いまこれだけソウギョが寄ってしまっていれば、ナマズは食ってこれないのではないだろうか。プールの中でバイトをもらえず、次のポイントの候補としていたのがそこだったのだが、仕方がない。ここは後回しにして、別の場所へ移動することにした。

所変わってここは広く続くロックロールエリア。水面から底まで段々に続く蛇籠は、根掛かりの懸念を持たれるが、ここにもナマズが居ついている。まずは普段ソウギョ釣りをする釣り場に近い流れ込みを攻める。その周囲を取り囲むネットは増水と暗さによってほとんど見えず、トレブルフックのルアーしか持ってこなかったことで、ヒットがあれば多少の緊張は必至だ。ケロッガーは若干重みがあり、着水直後に一瞬沈む傾向がある。その瞬間に水面直下のネットに引っかかるのを恐れて、浮力の強いジッターバグへ交換した。


ジッターバグに交換。スイッシャーペラチューンブラック

 ここではロングキャストで広範囲を探る。このジッターにはほとんど遊びで大型のペラを着けてみたが、そもそもカップの音が大きいために、回転音が聞こえてこない。それでもこれだけ回転していれば、波動も変わるはず。ネットが積んであると記憶している位置の横へキャストして、その際を真っ直ぐ引いてくる。続いて、流れ込みの水が交わり、最も魚が集まるポイントへ投入。一度ナマズであろうミスバイトがあったものの、その後再び追ってくることはなかった。

 ロックロールを静かに踏み入り、このエリアが途切れる水門までルアーを打ちながら進む。ここは奥の水深が深いものの、意外と遠投してもトップに出ることがある。しかしポイントを絞らずにロングキャストし続けるのは、このエリアだけでどれほどの時間が掛かってしまい、非効率であるか。狙いはネットとネットの隙間、あるいはその際に絞る。ジッターから最も静かなノイジープラグのケロッガーNR マッドブラックグローベリーへ。このルアー交換から間もなくして、SASAYANから電話が入り、20分ほどの長電話で一時釣りを中断した。コールが鳴ったのはケロッガーに変えてからの一投目で、それを回収せずに浮かせたまま、話に耽る。すると突然、ルアー下の水面が破裂。思わず大きな声で「うぉ出た!」と叫んでしまった。そう、ポイントに入ればアクションなしのただ浮かせた状態でもバイトしてくる。ナマズの居場所を把握さえしていれば、食うまで動かさずに待つというというのも、スレたナマズを出す得策になるのだ。この電話中の一件でそれを思い出し、ここからの釣りにそれを取り入れることにした。


ケロッガーNRマッドブラック。ケミホタル挿すと抜けなくなる

 またも雨が降り始めた。激しく水面を叩く雨水に視界は悪くなり、ケロッガーの背中に埋め込まれるような形のケミホタルではルアーの位置を確認しにくい。これまで付けていたケミホタル25から、先がタル型で遠視が利くウミホタル25に交換。ルアーはスレたナマズを意識して、このままサイレントのNRケロッガーを使う。SASAYANからの電話を切ってから数投、蛇籠際からナマズが飛び出してきた。だが、一瞬穂先を曲げる微かな手ごたえの後、反応は消えた。うむ…ちゃんと食ってくれない。だがこの分なら、やる気のあるナマズはまだまだいそうだ。蛇籠の際を横から通すスタイルで、各投入距離は7メートルほど。数度同じポイントに投入してはリトリーブラインを変えて流し、出なければ投入距離分の7メートルを移動し、またそこから7メートル投げて進む。不慣れなベイトキャスティングとはいえ、もっと距離を出すことはできるが、このエリアの難点は上から下まで張り巡らされた蛇籠のネットだ。トレブルフック使用のため、ランディング前に遊び針がネットに引っかかっては厄介だ。ドラグは締め込み、どこから出てきてもすぐにぶち抜けるよう、心の準備もしておく。
そして、また同じようなネットの際、突如水面が爆裂する。ロッドに魚が乗ったのを感じた直後、大きくアワセを入れ、抵抗する魚を強引に引き出した。ようやくの一匹目。40センチほどの小型のナマズだった。


小さいが、雨中投入を続けて出てくれた一尾

この一尾はノントラブルでゲットすることができたが、苦戦はここからだった。今夜のナマズは思ったよりもやる気があり、同じケロッガーでアタックが連発。しかしそれはネットの際ではなく、水没したネットの上。私は一段目のネットの上に立ち、二段目からは増水によりネットの20センチ上まで水がある状態だ。その20センチの浅場でヒットしてしまうのだ。リアフックにフッキングしたとしても、フロントフックが遊びとなり、掛かったナマズは当然もぐるのでそれがネットに引っかかってしまう。バーブレスフックなのもあって、そうなればすぐに体を捻じるような動作で外されてしまうわけで、これを想定していながらもシングルフックのルアーをを持ってこなかったことに自分の甘さを感じる。

 雨は強くなる一方で、全身が濡れて冷えてきている。ここで一度休憩を入れることにして、濡れた服を着替えてからコンビニへ夜食の買出しへ出かけた。軽い弁当と弱いお酒を買ったら篠津湖へ戻り、パーキングでそれを開く。普段あまりお酒を口にしない私がチューハイを飲んでいるのは、酔うためではなく、この雨にやられて諦めて帰るという選択肢を無くす為だ。無論こんなとこをしなくても、今回はやり切ると決めた釣り。明るくなるまで帰る気はさらさら無いのだが、私の釣りにはこれくらいの気合の入れ方が合っている。

 全てを平らげ、シートを倒して少し体を伸ばしたら、帽子をかぶり直してまた岸辺へと出る。今度はパーキングから温泉側へと歩き出し、同じように岸の際を横から流してゆく。しかし思ったよりもこちらでの反応が悪い。温泉まで歩いたら、今度は元来たルートを戻って、同じところを違うアプローチで流すつもりだったのだが、半分ほど歩いたところで引き返すことにした。さて、ここからどうしよう。対岸に渡るか、それともまたバラシ覚悟でロックロールでやるか・・・。考えながら何気なく、再び流れ込み付近にケロッガーを落とした。雨音が強くなっている中、ストラクチャーのないエリアを探っていたため、ルアーはサイレントからラトル入りのちびケロッガーに変えていた。すると一投目の回収直前、軽いアクションのあとポーズさせた瞬間に食った。ここは底に障害物がないため、気兼ねなく暴れさせることができる。2匹目のナマズはサイズアップ。といっても50センチほどか…。
ストップさせた「ちびケロ」赤金にヒット 良い面構え。ナマズらしい何も考えてなさそうな顔

 やはりめんどうくさいから対岸には渡らず、このままロックロールを狙うことにする。とはいっても、同じバラシを繰り返すわけにはいかない。足元すれすれの2段目の蛇籠上でヒットさせるからネットに引っかかるわけで、3段目以降で掛ければ、少しくらい潜られても大丈夫。難関の2段目を引き上げる時にはコントロール権を握れているはずだ。ロックロールエリアを下り、一巡目と同じルートでキャスティングしてゆく。ケロッガーで静かに攻めるのは飽きたので、ここからはジッターバグを使う。メガバスカラーのチューニング済みジッターをスナップに取り付けて、いままでケロッガーに載っていたウミホタルをその背中に装着する。

 一巡目と同じように横から蛇籠際を通すが、二段目に乗らないように少し距離を置いて泳がせる。ここまでほとんど時計を見ずに過ごして来たが、少し空が白んできたようだ。ルアーの軌跡がくっきりと水面に見える。さすが、ジッターはやっぱり良い動きをする。カショカショ…という音も安定し、かなり弱目のアクションにもしっかりと共鳴して誘いのサウンドを立ててくれる。このジッターに変えてからここまで3度ほどバイトがあったが、いずれもミスバイトか、警戒で食う寸前で止めたのか、ヒットには至らなかった。ルアーチャンジはせず、こちらも動きを止めずにキャストを続けると、やっとやる気のあるやつが出てきた。これまでと同じようにバフッと出て、再度潜ろうとしたときに竿が絞られる。追いアワセを入れたら穂先を高い位置に保ったままランディングへ。二段目の蛇籠に乗せてからは危険なので、こちらから魚へ近づき、魚体を水面に出させてからボガグリップでその頭を捕らえた。

メガバスカラーのジッター。これもペラ付きに改造 今日イチ 。重量感のあるナマズ。

ドテッと重く横たわるこのナマズはサイズアップで60台。せっかくのメガバスカラーに思い切りコイツの歯型が付いてしまったが、これもルアーならでは。良い思い出の勲章となる。このエリアはこのへんにしておこうか。3匹目のナマズをリリースしたら、残っているまだ攻めていない蛇籠をスルーして、車を置いているパーキングへ戻る。その途中で通りかかるあの流れ込みエリア。さっき一匹釣ってしまったが、まだいるのではないだろうか。残りの蛇籠をスルーしたのは、釣りに満足したというよりも、ドリンクホルダーのコーラが切れたので喉が渇き、飲み物を買いに行きたかっただけ。しかし車に戻る途中にこういう場所があると、やっぱりつい足を止めてしまうのだった。

 ここで何度もキャストしていては、喉の渇きがましてしまう。ここだというポイントに狙いを定め、ただ泳がせはせず、ちびケロで釣ったときのようにストップを交える。そのポーズは長く取り、ただ浮かせているだけの状態からのバイトを期待すると、その期待どおりに食ってきた。のた打ち回るナマズのファイトを十分に楽しんだら、そろそろランディング。だがここでちょっとしたトラブルが…。この場所は蛇籠がないかわりに、岸に繊維質の土嚢のようなものが埋められているのだ。それに遊びの針が引っかかってしまい、更にナマズが暴れるので、ルアーやナマズの体にラインも絡まってしまった。ナマズの口をボガでキープしておきながら、ハサミを取り出して針に引っかかる土嚢の繊維を切りはずしてゆく。


小さいが、雨中投入を続けて出てくれた一尾

変に苦労して上げた4匹目はアベレージサイズといったところか。雨によってカメラのレンズが曇り、撮影が難しくなってきた。さて、水分水分。今度はジュースではなく、お茶かミネラルウォーターでも買ってこよう。この休憩を入れた頃には、すっかりと空が明るくなっていた。これから用事があるので、もう少し釣ったら帰るとしよう。車のエンジンをかけ、コンビニで飲料水を購入したら、そのまま次の場所へ向かった。

 本当は対岸も攻めたかったのだが、その足場は草が多く、かなりの蚊が飛んでいる。虫除けスプレーを忘れ、さらにこの雨で蚊取り線香も使えず、すでに数箇所を刺されていた。草を漕ぐ気が起こらず、結局足を止めたのは、釣り始めにやった駐車場前の上流の先端。ここは初夏の頃、ワームやスピナーベイトでよく小ナマズを出したのだが、今日はトップに出てくれるだろうか。釣り始めはケロッガーでもジッターバグでも反応を得られなかったのだが…。

 まず初めに、トリプルインパクトのオイカワ雌カラーを試す。リアルなルックスとオイカワカラーの光沢は、明るくなってからの釣りに効果を発揮する。一見ミノーのようだが、あくまでもフローティングバズベイト。ペラやラトルによる音で誘いをかけるが、このルアーの泳ぎ方は転がるようで、フローティングのスプーンのようだ。最近気に入っているルアーのひとつ。しかしここのナマズはお気に召さないのか、止め処なくキャストを続けるもバイトはない。
 続いてホワイトカラーのジッターバグをチョイス。尻尾にヒートンを入れ、それにラバーを被せた視覚派で、泳ぐと同時に生き物のように揺らめいてくれる。

スプーンのように転がり煌くトリプルインパクト ラバーを被せた視覚派のホワイトジッター

 このホワイトジッターが正解なのか、ファーストキャストでミスバイトがあった。もう一度同じ場所にキャストして、長いストップを入れた控えめのリトリーブでセカンドバイトを誘う。するとガッポリと良いアタリ!今回のナマズはアクションよりもただ浮かせただけの状態でアタックをかけて来ることが多い。フロントフックにフッキングした5匹目は、ゴロ石の上に横たわり、ギブアップを示した。その口をボガグリップで捕まえたら、期待以上の釣果と、この釣りを最後まで遂行できたことでの満足感が溢れてきた。


5匹目はホワイトジッターで。よし…やり切った 

 時刻は午前5時。「ついで」や「暇つぶし」ではなく、初めて本気でナマズを狙ったこの釣りを無事終了。これは良い気分転換にもなり、次の釣りへのよいモチベーションにもなる。今回のヒットは「ちびケロッガー」赤金、「ケロッガーNR」マッドブラックグローベリー、ジッターバグ(メガバスカラー ペラチューン)、ジッターバグ(ホワイト ラバーチューン)の4種類。同じルアーでなく、様々なルアーで釣ることができたのも嬉しい。またいつか、このような釣りを計画しよう。今度はどんなルアーを使おうか。ジッターバグのチューニングイメージも浮かぶ。ある一種類の魚だけを狙った釣りにも、これほどにまで風趣や楽しさが満載されているのだ。やっぱり釣りとは、広く深い世界だと改めて感じた。さて次は・・・私の本命を本気で狙おうか……