名前   安田 祐基 
年齢 1988年11月15日生まれ
当サイト開設時は14歳のとき 
 出身 札幌市生まれ 札幌市在住 
 釣り暦 5才のころより釣りと出会う。
鯉釣りを本格的に始めたのは13歳から 
 ホームグラグラウンド 創成川 
 スタイル   
様々な条件下からテーマを見出し、シチュエーションを楽しむ釣りをしています。

「都会の喧騒の中で見つける非日常」 「暗闇の中での孤独な釣り」 「雨の滴る緑の中での釣り」 「研究材料を求めた小鯉の数釣り」・・・

テーマに則って遂行しつつ、釣りだけでなく、周囲の環境や雰囲気、その全てを楽しむ事を理想としています。

釣りは私の趣味の塊であり、釣りをするスタイルがその粒子であるというふうに思っています。

   
  好きなもの  夏、田舎、風鈴、和服、蚊取り線香の匂い、猫、甘い物、ゴルゴンゾーラ、狐、虫の声、メローイエロー、怪談、独占め、猫、夜の水辺、昆虫採集、思い出めぐり、深海魚
 音楽 BUMP OF CHICKEN、SCANDAL、ALIPROJECT
 その他の趣味 淡水魚の飼育、 ギターの練習(弾けない)、耳コピでピアノ(できない)、エレキベース(わからない)
   



 当サイトのタイトルは「巨鯉への道」です。

 「巨鯉への道」は私の「巨鯉を釣り上げる」という目標を達成させるまでの行程。私が鯉釣りを始めた時をスタート地点、目標達成をゴールとした自分の中で仮想している道です。

 「鯉は一日一寸」という格言があるよう、目標である巨鯉を釣り上げるのはそう簡単なことではありません。その目標達成に繋がる可能性を掴むには、ひたすら「巨鯉への道」を進むのみ。私は一度の釣行を一歩としてその道を進み、いろいろなものを拾いながら、少しずつその道を歩んでいると考えています。その足跡となるのがこのサイトのメインコンテンツ、鯉釣り日記となっています。

 03年春。中学生だった私は自分の好きな淡水大魚の事をいろんな人に知ってもらおうと「巨大魚館」というタイトルでこのサイトを立ち上げました。当時は淡水大魚の存在と飼育が主な内容であり、鯉釣りのコンテンツはほとんどありませんでした。

 しかし、ただの中学生が大した知識を持っているはずもなく、淡水大魚のアクアリウムのページの更新にも滞りが出始めました。立ち上げて1年後の04年春にはその趣旨を取りやめ、本格化した鯉釣りの活動をメインとするサイトへリニューアルするにあたって、タイトルを「巨鯉への道」に改めました。



 メインコンテンツの鯉釣り日記はもともとホームページとして立ち上げるために作ったものではなく、私が個人的に作っていた釣行データブックが原型となっています。それは何年の何月何日、どのような日にどのような釣りをしたかという、「釣り」のデータのほかに、そのときにどのようなことがあり、どのように感じたかというものを記述しておくノートです。

 私は幼少の頃より「思い出を消したくない」「過去をハッキリと鮮明に思い起こしたい」というクセのようなものがあり、日記をつけたり、事あるごとに写真を撮ったりと、過去を捨てられずにいつまでも取っておくというような人間でした。釣行記もその一つとして、ノートやパソコンのワードに、その時に撮った写真を添付して記録していたのです。鯉釣りを始めるようになってからもそれを続けていたのですが、サイトをリニューアルした04年頃になって、「もしかすると、このデータは釣りを続けるにあたって、後に重要な物になってくるかもしれない」と思い始め、これまで以上に事細かにデータを書き込むようになりました。

 それをメインコンテンツとしたこのサイト作成したのは単なる成り行きで、誰かに見て欲しかったわけでもなく、閲覧者に向けた深い意味はありません。ただ釣行記を書く場所がワードからホームページビルダーに変わっただけであり、自分がやっている事を「巨大魚館」の跡地に書き込んでホームページにしているだけにすぎません。それゆえに、ホームページという形で存在しているにもかかわらず、閲覧者側のことをあまり考えずにコンテンツを作成しているというクセが強く出ていると思います。皆様に見ていただくためのページも存在しますが、メインコンテンツの鯉釣り日記は「自己中心的」な色が濃く、私にしかわからない、当事者にしかわからない、私にしか意味を成さない、というような文面が多数あり、誰が見てもわかる、楽しめるような書き方をしていません。「閲覧者に面白い情報を提供しよう」、「誰かに楽しんでもらうために」という意図はなく、私自身が何度も読み返し、過去の記事が自分の釣りのこれからに繋がることを期待した自己中心的サイトとして作成してきました。それゆえ、現在と過去での自分自身の考え方や、スタイルの変化も見返すことを目的に、私自身で気づいていながら、失敗や誤った考察などを書いた古い記事をそのまま残していることがありますのでご了承願います。




 釣行記の長い文章は、単に過去を振り返るのが好きな私が、釣りの思い出を鮮明に残したいが為に書いているだけということが多いのですが、それらを読み返してゆくと、時にこれからの釣りに影響してくると考えられるヒントが唐突と出てくることがあります。

 自分の釣行記を読み返していると、その文章と写真から、当時のことをクリアに思い起こすことができ、また、一つ思い出せば二つ、三つと連なって蘇り、文章として直接書いていないことも、リアルに想起できることがあります。

「この時は確か、こんな空気の中で、こんな感じに水が流れ、こんな感じに魚が泳ぎ・・」

「あの時、一緒に釣りをしたあの人はこんなことをしていた、こんなことを言っていた」

そこまで思い起こしたら、今度はそのときの主観ではなく、今現在の主観でそれを考えます。

「あの時、なぜこんな結果になったのだろう。

「同行したあの人は、なぜこんな釣り方をしていたのだろう・・」

それが、今後の私の釣りを変える大きなヒントになることもあるのです。



大雑把な例ですが、このような感じで・・・

「この時、なんでこのポイントに入釣したんだっけ?」



「そうだ、新しいポイントに入ろうとして挫折したんだ。でも何故?」



「あの時は台風の後で木が倒れていて、水面をふさいでいた・・」


「だから諦めて、この釣り場に変更したんだ」



「そのとき諦めた場所って、今はどうなっているんだろう」



「もしかしたら、倒れた木の枝などが沈んで、いいストラクチャーになっているかも。次回行ってみよう!」




「この時は確か、新しい仕掛けを考案するも、使い勝手が悪くてボツにしていたような・・」



「何を思ってこんな仕掛けを考えたんだっけ?どのようにその仕掛けを作ったっけ?」



「思い出した。今考えると、これはこのようにして改良すれば使えるのでは?今度やってみよう!」



 数ある思い出の中のどの部分が、このようなヒントになってくれるのかはわかりません。なので私の釣行記には、釣りのデータだけでなく、同行した人の発言や行動、そのときの空気感や考えていたことも、詳細に記述しています。
そういった部分が、「私や同行者にしか理解できない」ニュアンスになってしまうことがあり、必ずしも皆様に楽しんでいただけるものではなくなってしまっていると自覚しています。

 

 もちろん、このようにインターネット上に存在させているので、見てくださっている方に向けて最低限の配慮を施しているつもりです。このサイトを運営してきて、見て下さる方がいる事、多くの人達との交流とその楽しさ、大切さを知りました。アクセスしてくださる人がいることをとても嬉しく思います。

 当サイトに初めて来られた方、すでに何度もアクセスしてくださっている皆様、こんな変わりモノのサイトと私ですが、「巨鯉への道」をよろしくお願いいたします