鯉釣り日記2018 夏の溜め息

釣行日時 7月28日17:00〜
7月29日17:00
釣行場所・ポイント名 第二Nダム

 重たい夏の空気が私の周りでぐるぐると蜷局を巻いている。なにかと疲れるばかりのこのひと月。出会いがあれば必然的に別れが来る。そんなの当たり前で最初から分かっていたことなのに、感情というのはそれを無視して、なぜこうも容易く溢れ出てくるのか。疲れを感じてため息をついているさなかでも、鳴り止まない電話のベルと雑踏が、四方八方から耳に無理矢理ねじりこんでくる。気が付けば奥歯を噛み締め、無意識に舌打ちまでしてしまっていた。そんな顔をもう人に見られたくなくて、誰にも告げずにここに来た。山を越えればゴミゴミした札幌とは別の世界に逃げ込めると思ったからだ。そしてそれは正解だった。灰色っぽくしか見えなかった札幌とは違い、ここで見る光景には色があった。


 さて、来たからには釣らなければならない。去年の夏の釣行記にも書いたとおり、あの時とはここに訪れる意味が違う。去年まででここの鯉を普通に釣ることができるようになった。これからの目的はより大きな鯉を釣ることとなる。この周囲の浅場で遊泳の見られる鯉のサイズは大体同じであり、50センチ〜60センチのものばかりだ。これより小さいものも大きいものも見たことがない。去年の8月はじめにやっと70センチを釣る事ができたが、恐らくあれがこのポイントの限界だろう。このダムの鯉がどれほどの大きさに成長するかは知らないが、規模と特色からして必ずどこかに大きいのが潜んでいるはずだ。

 これまで狙ってきたポイントはレギュラーサイズの鯉の回遊ルートになっていて、これまで以上のサイズは入って来ないと考えられる。竿を出す前の時点で、去年まで釣っていたポイントA、B、ワンドの浅場を釣り場として完全に無視することを決めた。そして同じ釣り座から狙える範囲のどこかにもう一、二本あるはずの、違う鯉の回遊ルートを探す。まずは目の前に見えるアレから試そう。さて、荷物を降ろそうか・・・。


荷物を纏めて担ぎ込み

 ポイントA、Bを探す工程となった過去の釣行で、カケアガリや流木エリア、流心の深みなど色々な位置に仕掛けを入れてみたが、何れもアタリを貰う事ができなかった。そのときはまずこのダムの鯉を一匹でも釣りたいという思いから、鯉の遊泳が見える浅場寄りにポイントを絞り、アタリのないポイントは避けて通ってきた。それらが本当にハズれた釣れないポイントなのか、それとも実は数少ない大鯉のルートで、回遊を待って粘りに粘ればアタリが貰えるポイントなのか、まだまだ判断はできない。「粘りに粘れば・・・」という可能性があるから「粘りに粘って」みないとわからない。まずはめげずにやってみることだ。鯉師の私ですら気が遠くなりそうだが、通って場数を踏んでなんぼの釣りだ。ボウズ逃れにポイントAで釣ろうとは全く思わない。「一日一寸」。この言葉が出てくると2009年の石狩川公園での釣行を思い出す・・・。

 ワンドの浅場でレギュラーサイズの鯉がエサを探しているのがいくつか見える。しばらく観察してみるが、今のところコンディションは悪くはないようだ。いつもどおりの釣りをするのなら期待できる状況。今回から攻めようとしている場所とは全くレンジの違うフィールドだが、こうしていつものポイントA、B、ワンド周辺を常に観察しておき、それを見て湖全体の状況の良し悪しを判断する。知らないポイントでアタリが貰えないときに出てくる悩みの一つ、「状況が悪いのか?良いのに食わないのか?」という疑問と不安。それに焦れて、釣れない理由を頭の中で勝手に作り上げ、出鱈目な小細工をして泥沼に陥るよくあるパターン。まずそれを無くしたい。ワンドの鯉の様子を見て、良さそうなら今回のポイントも良いはず、釣れるはずと信じて待とう。悪そうなら、ダム全体の状況が悪いのだと思って、とりあえず今回のところは大人しくボウズを喰らってやろう。最初はこんな感じでいいのではないだろうか。余計な事を考えすぎて空回りしないようにするための単純なメンタルコントロールだ。今は(とりあえず)「良し」。そのつもりでタックルをセットしよう。


 さて、今回の狙いはアレだ。一見対岸のように見えるが、あれは島。ここから距離にするとどれくらいだろう。Googleマップで計測してみると約80メートルと出てくるが、もっと近いように見える。今回はいつもの位置から遠投してあのヘチを釣る。誰が見たって良い狙い所だろう。当然私も仕掛けを入れたことがあるが、アタリは貰えなかった。だから改めて本気で狙う。

 使用するロッドは3本。暗くなってからのキャスティングに困らないよう、まずはラインにマーカーを着ける。1番竿は島の岸から3メートルと離れない位置に。底質は硬めでオモリを引くとコツコツという感触が返ってくる。2番竿の投入距離は島の岸から5メートルのところ。ここから少し深くなる。3番竿は島から少し離して7メートルのところに打つ。とりあえずこれでやってみよう。多分途中でポイントを変更をすることはないだろう。


夜間でもポイントの方向がわかるように足元に目印を

 ここは水力発電のために設けられたダムで、水は常に下流に向かって動いていると言っていい。発電開始前には水が増え、そこから強く流れてゆくのは宛ら川だ。その上このように島があるため、その左右で流れは更に強くなる。去年のポイントA、Bは流れの影響を直接受けない位置にあったため、25号の六角オモリで竿先を寝かせて釣りをできたが、今回はそうはいかない。流心を超えて対岸へ打ち込むのだから流れ対策が必要だ。ロッドポッドはやや高めにセットし、流れなどでラインが煽られた時に竿先で受け止めてスプールが回ってしまうのを防ぐ。


ロッドポッドの角度はやや高めにセット

 オモリもできれば大きいものを使えれば安心だが、今回は3lb.12fロッドでの遠投となるため下手に重くするとキャスティングに支障が出る。重さは普段使うものよりも少し重い35号をとりあえず選択し、タイプは三角錐を使用する。本当はスパイク型の方が良いのかもしれないが、用意できなかったためこれを使う。三角オモリもアイの付いている部分が平面の三角形をしているため、流れなどで引っ張られた際の抵抗が大きく流されにくい特徴を持つ。

 その他の仕掛けやエサの類は去年どおりのユニットでやることにする。新しいポイントを攻めるにおいて、私がやってしまいがちなのは「空回り」である。釣れないから、なんとなく落ち着かないからといって仕掛けのパーツの大きさやエサを変えてしまい、結局何が良くて何が悪かったのかわからなくなってしまう状態だ。今回はそれを防ぐため、余程の事がない限りは実釣中に仕掛けやエサのチェンジをしないことにする。

オモリ部:(セイフティーボルトシステム)
ユニット:
シンキングリグチューブ50センチ、テールラバー、ハイブリッドレッドクリップ(全てKORDA)、

オモリ:三角錐35号(砂地風カラー)

仕掛け(ブローバックリグ)
ハリス:
エジスカモテックスマット25lb(ブラウン)
針:NGST-2

エサ:ボイリー
ダイナマイトベイツ「ザ・ソース」18mm

 夕日の差す島を眺め、キャスティング時に目印とする木や枯れ葦の位置を確認。夜間にそれらの目標物が見えなくなっても同じ方向にキャストできるよう足元にも目印を付けておく。遠投が苦手故、本番前にキャスティングの練習をしつつ、着底した仕掛けとラインにかかる流れの影響を感じとってみる。水面の泡は小さな虫が散歩する程度の早さで流れている。試しに針の付いていない仕掛けを入れたまま竿をロッドポッドに置いてみると、ラインがゆっくりと大きく下流方向へ向かって弧を描いた。ドラグを緩め、バイトアラームの電源も入れてみる。そのまましばらく放置しておいたが、アラームが鳴ったりラインにゴミが引っかかってくるということもなく、今のところは問題無さそうだ。

 本番の一投目。今回は遠投ということで、PVAメッシュはオモリに付けたスナップに引っ掛けて投入する。針に引っ掛ける方法より飛行時の抵抗が少なく飛ばしやすい。3本全てのキャストを終えたあと、島の岸に沿ってカタパルトでボイリーを投入。まずはこれで良いだろう。ロッドポッドの後ろ脚がもげたこと以外は滞りなくセットを進めることができた。

PVAはオモリに沿わせて投入 【悲報】ロッドポッド右後脚、無くなる

 橋の欄干に凭れかかり、お酒の缶を開けて一口。そうしながら夕日を見送るのがここでの釣りの工程の一つになっている。居残り組みのセミの声が余韻となってゆっくりと夜へ向かう。蛙の合唱。ツユムシの呟き。札幌では感じられない音と匂いがやっと心を解してくれた。そしてその雰囲気をぶち壊すような大きな水音。お酒を吹き出しそうになりながら振り向くと、ワンドの浅場に数頭の鹿が入り込んで遊んでいるのが見えた。ワンドで竿を出していなくて正解だったかもしれない…。

 エサ換えのペースはどうしようかと考えていた矢先、一番竿のアラームが意味ありげに小さく鳴った。放置すること10秒。ほらまた鳴った。流心に近いところでは大きなウグイの出現率が高い。遠投しているだけ回収するのが面倒だ。掛かっていたウグイの口から垂れ下がっているボイリーはほぼ無傷。このウグイが掛かる前に小さな魚に突かれたりしていたなどの痕跡はない。エサ交換のペースは遅くても大丈夫そうだ。多分その前にまた次のウグイが掛かってくるだろう。二番竿、三番竿もこのまま放任しておこう。


一番竿に早速のウグイ

 一番竿のボイリーを新しいものに付け替えて再投入。またPVAを引っ掛けて投げるか迷ったが、夜間のうちはまだウグイが何匹か釣れるだろうから止めておく。しかし新しいポイントで寄せエサ無しというのもまた心細いものだ。ウグイに食われた分の追加としてボイリー数粒を広範囲に撒いておきたい気持ちがあるが、もう周囲が真っ暗になって久しい。闇の中でカタパルトを打って狙い通りに着弾させられるかも怪しいし、余計なことはしないでおくか・・・。それよりも早いうちにテントを建てておこう。車に戻って明日の朝食分の食料も持ってきておきたいし、蚊取り線香ももう一つ追加したい。やらなくちゃいけない事を残しながらリラックスできない性質だ。開始時から散らかしっぱなしの釣り場も整理して、あとはゆっくり過ごそうか・・・。

釣り場に遊びにくる野良猫 (ヒゲモヤシ) 忍び寄るヒゲモヤシのライバル

 暗闇に身を浸して幾許か。そろそろ明かりが恋しくなってランプを着けると頭上から虫の羽音が近づいてきた。この大きさはカブトムシだろう。こっちに降りてこないかと見上げるのはさっきから足元をうろついている猫(ヒゲモヤシ)と一緒。残念ながら姿を見せてくれることはなかった。諦めて頭を下ろした時、バイトアラームが小さく鳴った。今度はそっちかと目をやるのもまた猫と一緒。一番竿か・・・。竿を持つ前からラインをリールにクリップして一気に巻き上げる。釣れてしまったウグイに興味津々の様子で顔を近づける猫。良かったら食べる?と差し出してみたが、やっぱいらないと言わんばかりに首を引っ込めた。命拾いをしたウグイをダムに戻して、ボイリーを付け替えてから同じ向きにキャスティング。しっかりとポイントに仕掛けが落ち着いてくれた感触だ。一発で決まると心地よい。


 それにしても蒸し暑い。今夜は寝袋を被らないで寝ても良さそうだ。風通しの良い橋の上へ行って空を仰ぐ。月明かりであまり星が見えないのが残念だ。そろそろ午前0時を回っただろうか。もう少し夏の夜を感じてからテントに入ろう。

 一番竿の赤いランプが点った。またウグイか・・・。しかし今度はアラームの鳴り方が激しい。本命か!小走りに釣り場へ戻り竿を手にする。確かに鯉だが、あまり抵抗してこない。足元から10メートル程の距離まで一気に詰められた。だが小鯉って感じでもない。そのまま魚が浮かび上がり姿を捉えた。痩せているがまぁまぁサイズはありそうだ。このダムでの自己最高の70センチは超えている。魚は翻って走り始めた。となるとここからが勝負だ。これまでほとんど体力を使っていないはず。無理矢理タモに入れても大暴れして検寸させてもらえないパターンだ。ギブアップするまで付き合ってあげよう。こちらが寄せれば向こうが翻る。翻ると走って首を振る。それが止まればまた引き寄せる。単純なやり合い。ソウギョとのファイトと同じ要領だ。やはりこの鯉はスタミナを残していた。やっとこちらに顔を向けてくれたが、暴れだしてから2分は経過している。やっと降伏のサインを出した鯉を救い上げ、マットに降ろしてスケールを当ててみる。ギリギリだが80センチジャストとしておこう。あっけない目標達成だ。とりあえず70オーバーということで考えていたから、狙いだして一発目で80台を出せるとは思っていなかった。まぁこれはまぐれで、同じサイズをまた釣ろうとして苦しめられるのは目に見えているが・・・。さて、魚はこのファイトでかなり疲れているはずだ。早いうちにリリースしよう。左の瞳孔が縦に細くて猫のような目をした鯉だ。しっかり体を起こしてダムに帰ってゆくのを見送った。


このダムで初めての80は猫のような黒目をしていた

 これを機に全ての仕掛けを回収してエサ換えを行う。長時間放置していた二番竿、三番竿のボイリーだが、傷がほとんどついていない。ウグイが掛かるのも鯉が掛かったのも一番竿だけだ。二番竿は一番竿と狙っているレンジにそう差は無いのだが、何故なのだろうか…。まぁ、何か違いがあるのならここに通っているうちに解明するだろう。仕掛けを元のポイントに投入し直し、とりあえずテントに入って休むことにする。

 人の気配に目が覚めた。もう空が明るくなっていて、時計は4時過ぎを指している。こんな時間に誰だ?と聞き耳を立てていると、どうやら外にいるのは数人の子供のようだ。夏休みの地元の子か・・・。それにしても随分と早起きなことだ。そして私のタックルを見たのだろう、「すげー」なんていう声を洩らしながら近づいてきた。そして「これ、掛かってるんじゃない?」と一人が呟いた。次はテントの中の私に向けて言う。「右の竿の糸張ってますよーー」。アラームは鳴っていないはずだが・・・。ダルさを感じながらノソノソと入り口のファスナーを上げる。外にいたのは小学校高学年くらいの3人の少年だった。靴を履いてロッドを見てみると、確かに一番右の三番竿の穂先が若干下を向いている。とりあえず回収してみるが、やっぱり魚は付いていなかった。

 少年達も釣りが好きなようで、自分達が釣ったサクラマスなどの魚の写真を見せてくれたり、昨夜の私の釣果に驚いてくれたりした。そして、何故鯉にターゲットを絞っているのかと投げかけてきた。それを話すと長くなる・・・。とりあえず「デカイからかなー」と適当に流して会話を終わらせた。彼らもこれから釣りに行くそうだ。少年達が帰った後、二度寝の床に入りながら、久しぶりに小学生と釣りの話をした事、なんだか微笑ましかった事、釣りや魚が好きな子供達がいてくれて嬉しかった事を思った。自分も同じ歳の頃はそんな感じで大人に見てもらえていたのだろうか。

あっという間に夜が明けた 朝のひげもやし

 二度寝するつもりで横になってみたが、私が眠る前にセミが鳴き始めた。次第に気温が上がってゆき、とてもテントには居られない暑さになった。朝のエサ換えをしてから私も朝食を取るか・・・。三番竿は少年達が帰ったあとに投げ返しているので、一番竿と二番竿のみ回収して新しいエサに交換。何度かミスしながら納得がいくまで投げ続け、全ての仕掛けをそれぞれのポジションに配置させる。ウグイのアタリもなくなったので、もう一度カタパルトを使って島の岸際の広範囲に3掴みほどのボイリーを打ち込んでおく。ウグイが掛からなければエサは持つし、はっきり言ってここからやることはない。あるとすれば神頼みくらいだ。竿に手を触れ願をかける。


 ジワジワと鳴くセミの声はまるで暑さを擬音化しているかのようだ。携帯には熱中症注意を喚起するメッセージ。時間と共に気温がジワジワと上がってゆく。竿に変化が見られない今、できればあまり動きたくない。昼頃に見た温度計のメモリは35.3℃。風があればいいが無風でこの温度はなかなか辛い。日陰だからなんとかなっているものの、日向の釣り場ならならここまで待たずに竿を上げていたかもしれない。靴を脱いで水を注いだバケツに足を入れる。ダムの水温は24℃。それが冷たくて心地よく感じた。時々水を入れ替えながら、あとは携帯で繋がる別の世界との会話に没頭した。いくら私でも、暑さに悶えながらずっと同じ景色を見ていられない。

日陰だからまだいいが・・・ サカハチチョウも水を求めて飛んできた

 15時になってやっと涼しさを佩びた風が吹いてきてくれた。眉間に皺を寄せて溜め息を吐きながら見上げれば、あるのは目に刺さるような蛍光灯ではなく、優しい青天井。一昨日までとは漏らす溜め息の種類が違うのに気付いた。そのまま首を降ろすと視界に入ってきたのは3つの穂先。その中央、二番竿のラインがいつの間にか一番竿のラインとクロスしていた。アラームなんて鳴ってたっけ?暑さに悶えて聞き逃したか?まぁいい、・・・しかしウグイの奴、これで何匹目だ?ここまで来て初めて二番竿にウグイが掛かってきた。これは変動か、たまたまか・・・。二番竿の再投入のついでに最も期待している一番竿も投げ直しておく。これが最後の打ち返しだ。


二番竿のラインが一番竿とクロス ウグイの仕業だった

 暑さは風が追い払ってくれた。釣りを開始してまもなく24時間が経過する。いい加減諦めるか・・・。荷物を纏めるのに体を動かしてみると、結構バテているのを感じた。最後に残された竿に片付けの手をかける前に1分待つ。去年の今頃、竿を上げる直前に当時のこのダムでの自己最高が来た。だから奇跡が起こりうる終了直前の時間を1分だけ多く取ってみる。・・・・・・さて、終わりだ。奇跡なんて起こそうとして起こるものじゃない。ちょっとやってみただけだ。

 片道で車まで帰れるように荷物を無理矢理ひとつに纏める。最後に何も無くなった釣り場を振り返るのはいつものこと。今回はたまたま80台が釣れただけで、すぐにサイズアップできるとは思っていない。ボウズを幾つ喰らうだろうか。そもそも今回は天気がよくて水の流れが穏やかだったからあの島を狙えたわけで、雨の後なんかだと流心の流れが強すぎて釣りにならないかもしれない。もし次回がそうだったら、じゃあ次の手はどうしようか。次回までに思いつくかな。ここでの次の釣りはどんな思いでこうして振り返るのかな・・・。