鯉釣り日記2010 ゴールデンタイム1

釣行日時 5月2日
午前8時半〜午後7時
釣行場所・ポイント名 創成川 北五番橋
 春らしくない寒さはどこまで続くのか、今年の連休はどうなるのか。その心配を一掃してくれるように天気は落ち着いてくれました。嘘のように蝶や虫が出てきたり、コブシが急に咲き始めたりと、これも今年の天候の不安定さの一部なのでしょう。でも狭い目で見れば、このゴールデンウィークは釣り日和が続いてくれたと思います。
さて今回の釣行ですが、釣り自体は内容に乏しく、特に書くことはないだろうといった感じになりました。しかし、バラエティー豊かな同行者と3日間を共にしたため、ネタ的な要素が私の脳の要領を超えるほどにあり、更に私の体調的な理由から、いつ何があったか、あまり覚えていないということもありまして(笑) いつものように文章で書き留めるというよりは、写真で埋めるといった感じになります。この釣行に関わらなかった一般の閲覧者の方々には、少々わかりにくい点がいつも以上に存在すると思いますので、予めご了承願います。


 ゴールデンウィーク4日目の5月2日、創成川への釣行が決まった。下流エリアでの釣りや、上流エリアでのパンプカ、ランガンなどの釣りもいいが、ホームグラウンドに戻って、やりたいペースでのんびりやるという釣りを考えている。それに、今回の同行予定者は素晴らしい面々が揃い、その時点で賑やかな釣りになるのは間違いないだろう。専門学校の同級生で、07年度からの釣行記を賑せてくれている伊藤君。彼は先月まで大阪で仕事をしていたのだが、今は札幌に帰ってきており、また一緒に釣りをしようと連絡を取り合っていた。そして時々メールをくれていたSASAYANとも予定が合い、今回5月2日、ホームグラウンドの北五番橋周辺で、一緒に竿を出すこととなった。



 午前8時半、伊藤君と共に北五番橋に到着。創成川にしてはかなり水が多く、その割りに流れはない。水草などはまだ生えていないようで、ウィードエリアになる部分に茶色い草がある程度。大きなブッシュもほとんど見当たらない。魚は少なくないようだが、水は思ったよりも冷たく、水温は12度前後。今日このまま暖かくなってくれれば、夕方までにはいくらか水温が上がると思えるのだが、水が動いていないのが少々気にかかる。今は鯉よりもボラの数が上回っているようだ。鯉のほうは最初に目に付いたヒゴイをはじめ、下流から上がってきてくれてはいるようなので、控えめなアプローチで期待はできる気がする。いつものコーンを少量で使用するか、ペレットだけで寄せてボイリーやパンジーで釣ってみるか・・。色々と考えながら、私は北五番橋の上流、伊藤君は下流でそれぞれ竿を出す。午前10時半にはSASAYANも合流。釣り場は賑わう。

水が多く、後ろの水路も満水 久しぶりの伊藤君登場。早速ブザー取り付けに苦戦
   
 今回のエサはパンジーに決定  寄せはPVAに入れたペレットのみで・・
   
伊藤君の釣り場の前には謎の船。何故か流れていかない  伊藤君のボイリー。素手で触れない匂いがする


SASAYAN到着。私の上流の横新道橋にて竿だし


 気もうすぐ午後になろうとしているが、アタリはない。そんな中、上流で釣りをしている少年グループを発見。ちょっと見に行ってみようかと言っているところに、グループの1人にアタリがあった様子。彼らは当サイト掲示板に書き込みくださったニャーゴロ君ご一行様。何やらアタリが連発しているようで、この付近、ボラも多いがやたらと鯉も寄っている。自分たちの釣り場が釣れないものだから、ニャーゴロ君たちの釣り場に入り浸る私達・・。

上流でニャーゴロくん達に遭遇。早速絡みに行く 伊藤君はボラを釣ろうとルアーを投げるが・・
   
 ボラだけでなく、鯉もしっかり寄っている。キャッチシーン  楽しそうな雰囲気。リリースシーン

 この釣り場の雰囲気の良さに、すっかり自分達の釣りを忘れて土手に座り込む私達。談笑したり、ボラの群れをルアーで追ってみたりと1時間。そろそろ釣り場に戻ろうと北五番橋へ引き返すと、センサーが反応し始めた。いつヒットしていたのか、ニャーゴロ君たちの釣り場まで電波が届かなかったので気が付かなかったが、1番竿のラインが上流に走っている。



遊んでいるうちにヒットしてた




68くらい。パンジーで初釣果!


SASAYANにもヒット!しかも延べ竿に 折れちゃった・・・・
   
 伊藤君もヒット!?と思ったら 朝から浮いてた謎の船が引っ掛かってた。 
   
 再びSASAYANにヒット!欄干を潜って・・ ハンドランディング! 

ポロポロとアタリが出始めたかと思ったら束の間。ニャーゴロくん達のように魚が溜まり、連アタリが続くことはなく、SASAYANにヒットした1匹で終わってしまった。水温はまだ低いままで、潮の動きによって若干の上下はあるものの、流れは鈍いまま。しかもこの大型連休の真っ只中で、やはり竿を持って土手を降りてくる人も多く、自転車で来た大人数のグループに釣り場を取られてしまう始末。広範囲のスペース占領と、投石祭りによって釣り場を追いやられてしまった私とSASAYANは、下流へ移動し、北五番橋下流で再度竿を出す。

やむなく下流へ場所移動する・・ 鯉は見られるのでサイトフィッシングを試みるが・・・
   
急に暖かくなったので、 春と冬の様相が入り混じる


伊藤君、SASAYANはいいコンビで、釣れなくても本当に談笑を楽しませてくれる。アタリの見込みは掴めぬまま日が落ちてゆくが、ゴールデンウィークらしい賑やかな釣行となった。午後7時頃、納竿。これほど何も考えずに釣り時間を過ごしたのは久しぶりだ。釣行記はこんな感じになってしまうが、こういう釣りも悪くない。むしろ気ままに時間を過ごすことができて楽しかった。





 次回へつづく


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