冬ごもりのフラストレーションを一気に発散すべく、また例年よりも早めの麗らかな春季を感じるべく、学生特権である春休みの最後の2日を使い釣行にでることにした。
気合は十分。夜間はやはりまだ冷え込むため、一応日帰り釣行の予定ではあるが、寝袋や電灯などのアイテムも準備し、向かうはもちろんホームグラウンド創成川。
午前9時に出発し、平日の混みあう道を数十分。北五番橋の見慣れた風景。まずはここで車を止め、川を観察してみる。
北五番橋付近は創成川でもかなり水深が浅いので、水中の観察をして魚などの動きをみるのに適している。創成川の下流部で釣りをする際には別の場所で竿を出すにしてもその前にまずここに来るようにしている。
風があり、川の水面はざわめき、水中をよく観察することが難しいが、いまのところ流れは弱く、水位は前回よりも増している。魚の活性は高そうだ。平日なので釣り人も少なく、場荒れもなさそうだ。今日も相変わらず北五番橋で竿を出す予定だが、いつもとは少し違った、計画的な戦法をとってみる。
まず寄せ餌に用意しておいた、ルジェ・クレーム・ド・カシス (カシスリキュール)に浸したカーネルコーンをポイント数箇所と橋の下流30メートル、50メートル、100メートルに撒いておいた。そして車に乗り込みこの場を離れ、午前10時、北五番橋より1つ下流の橋
、上茨戸中間橋下流にてタックルセット完了。別の場所で、別の方法で釣りをしながら、北五番橋のポイントを休ませる。
|