鯉釣り日記2007 書くことない
 釣行日 10月28日
午後9時〜午後5時
 場 所  茨戸川
 時 間


 はやくも北海道には冬の気配。今年も大物釣果なしに終わるか・・。先月HH中西さん、マーくんが90台。そしてまた当サイトにアクセスくださっている方から、僕の身近な釣り場での大物がヒットしたという情報。そろそろ僕の番がきても、いいんじゃないの?

 最近は寒い日が続き、とうとう雪虫も舞いだした。以前「雪虫ってなんですか?」という質問がありましたが、北海道にするんでいると雪虫の存在が当たり前になっていて、雪が降らない地方には雪虫がいない忘れていました。

 知らない方も多いと思いますので説明しますが、雪虫は、晩秋の雪がふる少し前に大量発生する昆虫(アブラムシ科)で、体に白い綿毛がついているので、ゆっくりと舞うように飛ぶ姿が雪のように見えます。

 雪虫はいいとして・・今回は茨戸川グラウンド裏に入釣してみることにした。この週末は比較的暖かく、泊まりでも行けそうだったので、そのつもりで土曜日から釣り場に向かったのだが、急用が入ったので断念。日曜日からの釣行となった。

 午前8時、いつもどおり出発。しかし10分ほど走ったところで携帯電話を忘れたことに気づく。引き返して家に戻り、携帯をもって再出発。思わぬ時間とガソリンのロス・・。ようやく到着した茨戸川にはすでに数人の釣り人が竿を並べていた。みなさん鯉狙いのご様子。僕もグラウンド裏に車を止め、早々と竿を出す。

オモリ:ひし形30号
サキ糸:ナイロン16号
仕掛けはボタン仕掛け1本針

ハリス:巨鯉ハリス8号
:チヌ10号

エサ
龍王+三色コイミー+サナギ粉

食わせ:パパイア

 水温は14度。この日の創成川、前にここに来たときよりも2度低い。これからどんどん水温は下がり、これから冬にかけては茨戸川では釣りにくくなりそうだ。いまのうちにこの広いフィールドで釣ってやりたい。

 今回はアピール力の強いエサを意識し、いつものベース龍王に、三色コイミーやサナギ粉を混ぜた。1番竿を手前のウィード帯の奥、そのさらに奥に2番竿の仕掛けを打ち込んだ。

 ここは手前が水深30〜60センチで草が密集しているが、その奥から30号オモリでカウント3と深くなっている。アタリがあることを願い、僕は車で朝食を取ることにする。車は竿を置いてある土手下に止められるが、僕は上のスペースに止める。理由は、すぐ横にある学校のグラウンドで行われているサッカー部の試合をみるため(笑)

 風がなく、気温は温かい。来ていたカーディガンを脱ぎ、シートにかけて外にでる。早めのエサ換えを行い、食わせもチェックする。パパイアは水を吸ってふくらんだ状態でしっかりと針に残っていた。水面は静かで流れもあまりないようだ。もう少し水が動いてくれればうれしいのだが・・。


 正午すこし前、センサーがなった。グラウンドのサッカーをなにも考えることなく眺めていたので突然の電子音に吃驚した。
 靴をはいて外に出るが、クリック音はきこえない。ラインをはさんでいた洗濯バサミがはずれた1番竿。ラインはすこし弛んでいるだけで、動きはない。竿を持ってみるが手ごたえなし。空アタリだったようだ。

 気づけば北西からの風が吹き、水面に動きがみられるようになった。少しは期待できそうだ。同じダンゴを着け、同じポイントにキャスティング。釣れますようにと願いを込めてまた車に戻った。お茶を呑んでからまた少々眠ることにしよう。カフェインの強い紅茶を少量淹れ、サッカーの試合の続きを眺めながら飲む。寝る直前にカフェインを取ると、起きたときに目覚めがいい。後部座席に寝転がり、毛布をかけてしばし休憩・・・・・

 3時間ほど経って目が覚め、窓から川の様子をみるが、水面にも竿にも変化はない。今回もセンサーに叩き起こされることはなかったか・・。最後のエサ換えをし、しばらく竿の前に座って竿先を眺める。見ている前でアタってくれたら最高なんだけどなぁ〜。。。

 日がどんどんと傾いてゆくなか、次の釣行プランを立てる。これから天気が悪い日が続き、雨が降るようだ。水温はかなり落ちるだろう。次回は創成かな・・・。どのエサを使ってみようか・・。そんなことを考えながら、動かない竿先を見つめる。今回もボウズの気配が濃厚。「っていうか、いい加減釣れろよ!」誰もいないのでこんな一人ごとをもらした。暗くなるのが早い。忘れ物をしないように早めにいらないものは片付けておこう。ダンゴを作った桶を洗い、バケツの水をすて、少しずつ車に収納してゆく。「あぁ、今回も釣行記かくことないなぁ」釣れない日は毎回こう思ってしまう(笑)

 気温も下がってきた。明日からの学校にそなえて、そろそろ切り上げよう。今回もボウズ、でも次がある♪