鯉釣り日記2007 不安定
 釣行日 10月21日
午後9時〜午後4時
 場 所  創成川
 時 間


 1ヶ月ほど前まで、札幌でも31度という気温で「暑い暑い」とうなだれていたのに、最近ではトンボ一匹みかけないほどの寒さ。前回釣行ではエサ換えに車から降りただけで風邪をひき、週明けからいきなりダウン。今週、釣行するか迷ったが、ネット選手権最終日でもあり、前々からマーくんからのお誘いメールもあったので、無理しない程度に竿を出すこととした。

 午前8時半、外は雨降り模様。気温十度という厳しい状態。アウトドア日和ではないが、覚悟を決めて家を飛び出し、いつもどおりの北五番橋へ向かった。

 雨は降ったり止んだりの繰り返しで、時折太陽が顔をだしたり、風も強くなったり弱くなったりと、不安定。前日の夜からこのような天気が続いているが、意外にも川に大した濁りはなく、流れもあまり強くなかった。前回みた大きな魚影はさすがに見えないが、魚はいる。70センチ後半ほどの、頭が白くなった鯉が頻繁に出入りしている。

 仕掛けは前回と同じ、ソイ18号2本針に、エサはハタハタの切り身。とりあえず、いつもどおり手前、奥と分けて投げ込んだ。

 その後すぐにマーくんとご友人ご一行が自転車で到着し、橋の下流で竿を並べた。こんな冷たい雨が降る日に、よく自転車で来たものだ。先週、釣り場へ向かう途中で腕をケガして釣行を諦めたマーくんだが、自称「釣りパワー」という力で治癒し、万全な状態だという。中学生の頃の僕のような釣り馬鹿(失礼な意味ではなく)だ。

 セットを終えると、車の後部座席にセンサー受信機を置き、少々仮眠に入る。最近は寝不足もいいところ。体調を崩しているのにあまり寝ていないというオバカな状態であった。車内は寒いが、ガソリンがないのでヒーターの使用は控え、温かい飲み物や食べ物、寝袋などで暖を取る。

 鯉はときどきポイントに入ってきているようだが、センサーはなかなか鳴ってくれない。マーくん達も同様、反応は見られないようだ・・。昼食後にエサ換えをするので、そのときまでにセンサーが鳴らなかったら、寄せエサを少し使ってみるか、もっと存在感のある食わせに変えるか・・。とりあえず仮眠しよう・・


 あっというまに午後になり、外は風の強さが増していた。青空が所々に見えるが、同時に雨雲も点在する。天気雨状態だ。

 エサ換えのために竿を持つと、穂先のほうから雨水が垂れてきて握る手が冷たい。水位はあまり変わっていないように見えるが、朝よりも水温が少し下がったようだ。鯉の活性にも影響が出たか、頻繁にスクールが通ることはなく、単独で泳いでいるものが時々入ってくるだけ。回収した仕掛けについたエサに異常は見られなかったが、一応新しいものと交換。そして少しだけ、マス用のペレットを撒く。ハタハタは身が硬く、匂いもあまりないのでアピール力に欠けるだろう。食パンを持っていたので、それを食わせに使おうかと思ったが、残念ながらウグイの活性は高い。これでは10分もしないうちに食い尽くされてしまうだろう。大物の出現率も低く、はっきり言ってあまり良い状態ではない。場所変えをするべきだが、今から片付けてどこかに竿を出し直すのも面倒くさい・・。このまま続行し、今日は早めに切り上げることにする。おそらく、この面倒くさがりな性格が大物ヒット率を下げているのだろう(笑)



 午後4時まで、その状態が続き、今回は先週以上の大きさを釣ることすら難しいようだ。マーくん達は、先月90台を上げたときと同じ作戦で攻め続けているが、やはり反応はないようだ。僕は風邪を復活させないよう、今回はこれにて終了することにする。次回はもう一度茨戸に釣行してみようかな・・