鯉釣り日記2007 雨上がりの好条件
 釣行日 5月27日午後10時〜午後6時まで  場 所  創成川
 時 間


 前日から続いていた雨が早朝に上がった。川の水は増し、濁りがでていることだろう。雨が降ってからすぐ、大量の水とゴミが流れ、釣りなどできないような状態になる。しかしその後、魚の活性が高くなることが多い。それを狙って釣行する。

 この日はこれ以上雨は降らないようだ。今回はどんな釣りができるだろう・・。午前10時、車に荷物を積んだ。
 今月はじめに自動車免許を取得したものの、教習車(ランサー)と家の車(エスティマ)では乗り心地が全然ちがう。まだエスティマの感覚に慣れていないため、それを少しずつ慣らしながら通いなれたホームグラウンドへの道を走る。

 釣り場に到着すると、すでに北五番橋上流側にてhigashiさんが竿を出されていた。僕は前回同様に下流側でタックルをセットする。仕掛け、エサも前回と同じものを使用。2本針にゆでた大豆をつけて投入。その周りにカレー粉をまぶした蒸し大豆を撒く。あとはアタリをまつばかり・・

 案の定、水は濁りがはいっていて底が見えなくなっている。鯉が泳ぐ姿は確認できないが、もじり、泡付けが多い。魚の活性はやはり良いようだ。


 今日は専門学校で同じ学科の伊藤君とMくんが一緒に竿を出す予定。Mくんは住んでいる場所から釣り場までの距離が遠いため到着までは時間がかかるらしい。伊藤君も、釣行前に連絡をとっていたのだが、ニ度寝してしまったらしく、まだ到着していない。2人が来るまで、のんびりとしていよう・・。パラソルをたてて、その下で読書をする。

 前回来た時に咲き乱れていたタンポポは黄色い花を綿毛に変えていた。やっと冬が終わったかと思ったら、もう初夏の気配。この季節が一番過しやすい。

 特に何も考えることはなく、ボーっと活字を眺めていると、微かに視界に入っている1番竿が動いたのがわかった。穂先が小さく揺れている・・。フナでも掛かってしまったかと思ったが、どうやら鯉らしい・・。仕掛けを打ったところから、細かい泡がたくさん浮いてきた。それにしても、創成川の鯉にしては前アタリが長い。センサーが入ることのないまま、しばらく穂先だけ上下に動き、ようやくラインが下流に向かってに動きだした。そしてセンサーの洗濯バサミが外れ、糸が出される。 竿をもち、軽くアワセをいれてから少しずつ魚を引き寄せてネットイン。大きさは目測50センチほどの小型。口がすぼむように小さくなっているのが特徴的。前アタリが長かったのはこのためだったのだろうか。

今回のアタリは前アタリが長かった 50センチほど。口がすぼむように小さくなっている

 鯉をリリースしたあと、受信機をもってコンビニへ昼食の買出しに出掛ける。最近の定番コンビニメニューは椀子そば、おにぎり、野菜ジュース。普段はあまりコンビニ弁当を食べないが、釣り場で食べるとすごく美味しい。

 昼食後、自転車での長い道のりを経て、Mくんが到着。彼はルアータックルでのライギョ狙い。水温がどんどん上昇し、橋の上からもライギョの姿を確認できるようになっているから、そろそろルアーにアタックしてきてもおかしくないだろう。

 僕もMくんのあとをついて、ルアーが泳ぐ様子を眺める。オーバーハングを中心に攻めていると、ときおり鯉が姿を現す。少し距離をおきながらルアーについてくる鯉もいて面白い。

 そうこうしていると、上流側のhigashiさんにアベレージサイズよりやや大きめの鯉がヒット。そしてその直後、僕の2番竿からも糸が出された。しかし、20秒ほどファイトしたところでスッポ抜け・・。悔やみながらエサを付け直し、同じポイントに打ちこんだ。鯉の活性はだんだんと上がっているように思える。

 午後14時をまわろうとているころ、1番竿にヒットしセンサーのメロディが奏でられる。土手上にいた僕は急いで滑り降り、ファイトを開始。前回の釣行で釣った鯉はみな、引きが強くなく、土嚢袋を引っかけてしまったかのような重量感と少しの魚の手ごたえだけで、少々物足りない感があったが、今日の鯉はよく抵抗してくれる。サイズはいまひとつでもなかなか楽しめる。 この鯉は60〜70センチほどだろうか。走ろうとはせずにヒットした周辺でしつこく暴れている。少しずつ岸寄せするも、メトロノームのごとくbpm70ほどの一定のテンポでリールのノッチを鳴らしている。十分に楽しんだあと、Mくんがネットイン。サイズは68センチ。大きくはないが、重量感のあるどっしりとした魚体。

   鯉らしい引きを楽しませてくれた68センチ  

 
このあと、伊藤君が釣り場に到着。僕の少し下流に竿を出した。
 夕方まで、僕は伊藤君から借りたマニアックなレッドアロワナの本を楽しみ、伊藤君は勉強、Mはルアーロッドを振り、それぞれ穏やかな時間を過ごした。読書中、また2番竿が揺れるのを視界にキャッチ。同時に伊藤君が「アタってる!」と声を出す。しかし空アタリに終わったようだ。

 今日はこれまで4度アタリがあったが、釣り上げることのできた2匹は1番竿。2番竿のアタリはどうにも魚がしっかりとフッキングしてくれない。気になって仕掛けを確認するが、針には問題はなさそう。ただ、1番竿に使っているものよりもハリスが多少長く、絡みやすくなっている。原因はそこにあるのだろうか・・とりあえず、ハリスの長さを1番竿の仕掛けを同じくらいに縮小して使うことにする。

 夕方、少し3人で談笑した後、Mくんが納竿した。入れ替わって、村上さんが釣り場を訪れてまた3人で談笑。川の状況は悪くないので、村上さんもこれから一緒に竿を出そうか悩んだようだが、時間が中途半端なので釣りはまた今度とのこと。

 午後4時半ごろ、伊藤君が食べた鯉の話で盛り上がっていると、竿をもち、ファイトしているhigashiさんの姿が見えた。見に行くと、面白そうな引きをする鯉が水面近くで暴れていた。上がったのは、力強いヒレをもった細身の鯉。いかにも猛スピードで突っ走りそう。今日は芋で何度もアタリをもらっているようで、その芋をわけていただいた。僕はエサ換えをしたばかりだったので、伊藤君が2本針仕掛けに芋をつけてポイントにキャスト。残り時間はあとわずか、雰囲気は悪くない・・

 しかしここに来て、ウグイが仕掛けを突付き始める。僕も伊藤君も、匂いの強い寄せエサを撒いているので、ジャミがかなり寄ってきてしまったようだ。小さめの針を使っている伊藤君の仕掛けにはウグイのアタリが頻繁に出始め、あっという間にエサを取られてしまう。これから夏にかけて、寄せエサに使う匂いのある材料(僕の場合はカレー粉)の量を少し減らす必要があるようだ。これから夜にかけて、まだアタリがありそうな気がするが、午後6時これから用事があるので納竿。今日もいい釣りができた。