鯉釣り日記2007 GIMME THE BIG ONE
 釣行日 4月22日
午後10時半〜午後5時半
 場 所  創成川
 時 間


 21日、22日に受けるつもりだった自動車学校の試験が来週に持ち越しになってしまい、時間が空いた・・♪天気もよいことだし、これは釣行するしかないでしょう(笑) 待ちに待ったシーズンイン、今年はいろいろと忙しくて、思うように釣行することができない・・。例年よりも釣行日数が減ることを考えて、1度1度の釣行を十分に楽しみたいところだ。

 午前10時、ホームグランドである北五番橋に到着した。しばし川の様子を見てから、いつものスペースに竿を出した。今回は仕掛け、エサともに前回と同じ。おなじみのコーンもしくはナチュラルフェイクベイト(どばみみず)を使用する。

 今日の創成川は雪しろのためかいつもよりも水位が上昇して橋の上から覗いても、川底まで見通すことができない。いつもは60センチほどの水位で余裕で底の状況や魚の動きを把握することができたのだが、今回はそれが不可能なようだ。水は動かず、水面にただよう木の葉が一定の場所でゆらいでいる。あまり期待できそうにもないが、別の場所に移動する気にもなれないので、夕方までここで頑張ってみることにする。

 投入点は1番竿を真ん中の馬の背、2番竿を新芽が生え始めたブッシュ横に投げ込んだ。まず最初に選択したエサはコーン。いつもどおり仕掛けを投入したまわりにもコーンを撒いておく。

 例年はこのエサで連続ヒットをもらっているが、最近このエサを見切る鯉が増えてきたように思える。そろそろコーンに変わる新しいエサと作戦を考えておくべきだろうか。


 昼ちかくになって、釣り場にはすこし風が吹くようになった。同時に水も下流へと流れ出し、ポイント周辺のアクティビティも濃くなってきたようだ。水が多く、濁りも多少入っているのでハッキリとは見えないが、鯉の姿もよく現れるようになった。

 前回のようにヒットしてくれないだろうか・・。当初、ほとんど釣果に期待していなかったが、しだいに色濃くなる魚の気配に、竿先を見る回数が増える。そこに北五番橋の「神」 村上さんが釣り場に訪れた。 僕と山崎君の間では「村上さんが釣り場に来ると釣れる」というジンクスがあるため、さらに期待を高める(笑)

 しかし、午後に入っても一向にヒットしてくれる様子はない。鯉は頻繁にポイントに入ってくれるが、皆泳ぐスピードが速く、あまり食い気はないようだ。70センチ強と思われるサイズの鯉がエサを食みながら仕掛けに近づいていくのが見えたが、毎度のごとく仕掛けの手前でUターンでもしたのだろう、竿はピクリともしない。

・・・ちょっと村上さん、どういうこと?

 今おもえば、このときの村上さんは風邪を引いていた。しかもその体調なのにもかかわらず、ついさきほどまで海で釣りをしていたようなので、おそらく「村神パワー」が不足していたのだろう(笑)

 昼食をとってから、エサをコーンからナチュラルフェイクベイトに変更することにしてみる。大分ウグイが出てきているようだが、このバイオワームならまず取られることはない。色も形もリアルなので鯉も警戒心を解くのではないだろうか・・。

 ナチュラルフェイクベイトのドバミミズを3等分にして、1本針に房掛けにする。投入点はいままでとほとんど同じだが、2番竿のほうはブッシュの周辺にあるゴロ石に投入してみた。いつもは仕掛けを投入したら橋の上からその様子を見に行くが、今日はそれができないので、おとなしく釣り座に落ち着いて、コーヒーを飲みながらリラックスする・・。

 最近は、創成川での鯉の警戒心対策として、落としオモリをラインに通し、いつもの菱型オモリも塗装したものを使っている。
ひし形オモリの塗装はカラースプレーを吹きかけて、その後からニスなどで軽く保護しているだけの(いつもどおりの)手抜き。黒く塗りつぶしたあと、白のスプレーを軽く吹きかけて砂地のような色にしてみた。


 午後4時、だんだんと日が傾き始めたころ、2番竿の穂先に変化。フナでも掛かったかと思わせる前アタリの後、一瞬竿が舞い込んだ。ラインをはさんだ選択バサミが外れ、センサーのスイッチが入る。しかしそこまで。竿を持つ間もなく、空アタリに終わった。やはり食いが浅いのだろうか・・・。

 ベイトは針に残っていたので、そのまま同じ場所に投入。しかしその後、アタリをもらえぬまま、午後5時半に終了した。まぁ、思ったとおりボウズだったわけだが(笑)

 釣行回数が少なくなることを考えると、いまのうちに大きいのを釣ってしまいたいところ。・・でも、十分たのしめたから良しとしよう。

次回はどこで竿を出そうか・・・・