鯉釣り日記2006 もうやめて
 釣行日 9月24日
午前9時〜午後6時
 場 所  新川
 時 間


 今週は、7月22〜23日の釣行で不満足な釣行をした新川の団地前にて、リベンジを図る。

 午前8時半、親父の車で出発し、釣り場に到着したのは午前9時ごろ。すでに2〜3人の先客が竿を出していたが、僕が前回釣りをしたスペースは開いていたので、迷わずそこに場所をとった。

 今回はボタン仕掛けを使ったダンゴのブッコミ。夏休みに茨戸山口の釣行以来、約2ヶ月ぶりにダンゴを握る。

 ダンゴのベースと配合内容は相変わらずだが、今回は食わせを数種類用意した。ひとつめは、白コンニャク(笑)ほんとうは赤ワインかウィスキーで瓶漬けしたかったのだが、時間がなかったために白いままだ。だが、結構弾力があるので、大きなウグイがたくさんいる新川では持ちがよいのではないかと、これを選択した。もうひとつは乾燥パパイア。よく使う食わせだが、これもジャミによる攻撃を意識した持ちのよいエサだ。

ボタン式1本針仕掛け
オモリ部:固定式ひし形オモリ30号
ハリス:巨鯉ハリス8号
針:チヌ10号

ダンゴ

炒りヌカ+ハトのエサ+バーディ+麦茶

食わせ

白コンニャクor乾燥パパイア

 2年前に初めて釣行してから、ボウズ当たり前の上、悪天候に道具の破損などあまりいい思い出のない新川であるが、今回はどうだろう・・・。空は雲ひとつない気持ちのよい晴天で、水面には鯉のハネがよく見られる。コンディションは悪くはないのではないだろうか。この場所では川の手前で鯉のハネや泡付けが見られたので、1、2番竿とも15メートルほど投げ込んだ。

 投入して3分ほどすると、両方の竿にコンコンとウグイのアタリが出始めた。10分ほどそれが続いたが、2番竿にウグイアタリが消えた。はやくも食わせが無くなったのだろうか。こうウグイが多いとエサ換えが多くなりそうだ。いまのうちにいつもよりも小さめのダンゴを4個ほど作り、いつでも交換できるようにしておく。

 最後のダンゴを握っていると、親父が「アタってるんじゃないか?」という。どうせウグイだろうと思い、見てみるとどうやらウグイではないみたいだ。竿が舞い込まれ、センサーがON!竿をもち、リールのドラグを絞め、竿をゆっくり立てるがその瞬間。なんと手ごたえが消えた・・!痛恨のスッポ抜け。

 何も付いていない仕掛けを回収して、新しいダンゴをセットする。2番竿にウグイのアタリがなくなったのは鯉が寄ってきていたからなのだろう。釣るなら今のうち。早々と2番竿を同じ場所に打ち直す。ダンゴの着水音と共に一斉にウグイが寄り、ダンゴと仕掛けを打った真上の水面がモジリや泡でザワついている。すぐ近くで鯉の気配もあるので、2度目のアタリに期待するが、ヒットしない。

 時間が経つにつれて、鯉のハネやモジリが消えてしまった。だが、ウグイはやはり相変わらずで、ダンゴと食わせを集団リンチ。普段ならエサ換えのペースは3時間ほどなのだが、ここで釣りをすると食わせもダンゴも1時間持たせることができない。少しずつ投入ポイントをずらしながら、何度も打ち返しをするが、そのたびに食わせはなくなっている。コンニャクを食わせに使ったのは初めてであるが、弾力がつよいので持ちは悪くないようだ。だがこれだけウグイが居ればあっという間に全て完食されてしまうか、針に掛かってヒットしてしまう・・・。去年も確かこの時期に同じようなことがあった。そのときは隣で中川さんがボイリーを使っていたのだが、そのボイリーでさえ、ウグイにぼろぼろにされてしまっていた。恐るべき新川のウグイ。とにかく鯉が来るまで打ち直すしかない。


 昼ごろになってもウグイの猛攻は続いている。頻繁なエサの交換のため、ベースとして使っている炒りヌカの消耗が早い。更にダンゴの大きさを小さくし、最終的には白こんにゃくの食わせのみで投げ込むことにした。この状況ではもう一々ダンゴなど握っている余裕はない。

 昼食を買うために釣り場を離れ、近くのスーパーに入ったついでに、陳列棚で目に付いたヤングコーンを購入してみる。もちろん食わせに使うため。芯が硬いのでウグイの攻撃にも多少耐えられるのではないだろうか。以前、ヤングコーンの輪切りで釣果をもらったことがあったので、購入してみる。

 釣り場に戻ると、すぐ近くに住んでいるという釣り師のお爺さんに話しかけられたので、しばらく釣りの話をしながら僕はエサ換えのために仕掛けを回収し、何もついていない針に乾燥パパイアをつけて投げ込んでみる。買ってきたヤングコーンを早速使ってみようかと思ったが、ヤングコーンよりも乾燥パパイアのほうが若干持ちがよいだろう。パパイアでテストして、それでもウグイにやられるようならヤングコーンは次回の釣行まで取っておくことにする。

 長らく僕と釣り話しをしていたお爺さん、話が終わるなり帰ると思いきや、竿の横に座りこんでしまって動かない(笑)もう話すこともないし、邪魔されているわけではないので僕は気にせずに雑誌を読みながら昼食をとる。隣で釣りをしていた方たちはいつのまにか納竿準備をして帰ってしまった。お隣さんもウグイに悩まされていた様子。このウグイ猛攻を止めるすべはあるのだろうか?

 竿の横に座りこむお爺さんは、いつのまにかお友達と思われる人を呼び込んで、歓談を始めてしまっていた。近くにベンチがあるのに、なぜ僕の竿の横でジベタリアンしながらオシャベリしてるのだろう(笑) いや、別に迷惑と思っているわけではない。ただ、

お二人のすぐ横に立てられている竿の持ち主がその会話に参加していないこの状況が不思議でならない。

 それから2時間が経過したが、川の状況は変わらず、半ば諦めモードに入りながら、すでに本日何度目かわからないエサ換えをする。やはり乾燥パパイアでも太刀打ちすることはできず、ヤングコーンは次の機会で使うために封を切ることなくバッグに収納する。針に掛かってくるウグイを切って食わせに使う方法は去年のウグイ猛攻のときに試したが、ほんの数十分で骨と皮にされてしまう。ここはカワガレイも多いので、魚肉などの動物性のエサは使いにくい。しかたなく、また同じように乾燥パパイアを針にたくさんつけて投げ込んで置く。着水してわずか数秒でウグイに突付かれ、竿先が動く。正直、「もうやめて〜」と叫びたい。

 お爺さんはまだ竿の横でお友達と歓談中である(笑)そのお友達は一度「まだ帰らないのかい?」と撤収を持ちかけたが、お爺さんは「この兄ちゃんが釣るところ見るまでは帰らない」。どうやら鯉を見るのが目的で3時間近くも僕の釣り場に居座っているようだ。

もし僕が本日ボウズだったら、納竿時間までここに居座るつもりですか!?

 二人の会話に参加できない僕は、いろんな意味で1匹を釣り上げたい気持ちが強くなった(爆)

 日が傾くのが早くなった今日このごろ。朝のスッポ抜けからとうとうアタリのないまま夕方を迎えようとしている。

 日中、ウグイ以外の気配が消えていた川面に鯉のモジリが戻ってきたが、いぜんアタる気配はなく、「釣るのを見るまで帰らない」といっていたおじいさんも諦めたのか僕に「じゃあ、がんばってね」と言い残して帰っていった。

 肌寒いので上着を一枚羽織り、イスに座って肘枕をつく。去年もこの場所でウグイの猛攻にあったがそのときは、夕方前にウグイの攻撃がなくなり、いまと同じように肘枕をつきながら横目で竿を見ていたら手前に打ち込んでいた竿のセンサーが入った。これを思い出しながら、そのときと同じようなパターンでアタってくれないかと期待したが、見事にその期待は打ち砕かれ、辺りが暗くなりはじめた午後6時ごろ、朝のスッポ抜けを悔やみながら納竿した。

 普段のボウズなら全然気にすることなく次回を楽しみに撤収準備をできるのだが、今回は朝と夕方、鯉の活性もかなり高いように見えたので、正直、「ウグイにエサを取られなかったら、鯉たくさん釣れたんじゃねぇ〜〜の?」と思ってしまい、なかなか納得がいかない。

 次にこの釣り場に来るときは、更にエサ持ちの良いエサを考えてこようと思う。もうすぐシーズンオフ、それまでにあと何匹釣ることができるだろうか。このままボウズが続きそうな嫌な予感がするのだが・・・・