鯉釣り日記2006 今年初の遠征
 釣行日 7月2日
午前10時〜午後5時
 場 所  篠津湖
 時 間


 先週。今年初の遠征はどこにしようか・・?と考えていたところに、前川さんからの篠津湖でソウギョ釣ったよメールの着信。このメールを読んでから、今年初の遠征先は便乗して篠津湖に決定!

 ということで、7月2日の午前9時、親父と、なぜか最近ついてくる妹と篠津湖に向けて出発。途中買い物をしながら到着したのは午前10時すぎになった。釣り場ではすでに、中川さんたち篠津湖遠征組みの皆さんが竿を並べ、すでに連泊して釣りをしている。僕は少し離れたところで竿を出す。ちょっど三日月湖の真ん中に当たる部分のアウト側だ。

 今回はいつもの鯉竿+ピトン2セットのほかに、投げ竿+アングル竿立ての旧タックルを捨て竿として1本出す。いつものセットにはダンゴをセット。仕掛けと配合は以下のとおり。

前回、前々回とほとんど変わらないが、
袋仕掛け(1本針)
巨鯉ハリス8号
チヌ10号

ダンゴ
龍王+麦茶+冷凍トウモロコシ

食わせ
コーン

 
1番竿は20メートルほど、2番竿は40メートルほど投げてセンサーをセットしておく。一方捨て竿のほうは、ダメもと・・というかほとんどおふざけで、ソウギョを意識し、チヌ10号の2本針に葦のはっぱをつけて30メートルほど投げ込んだ。

 準備完了後、ちょうど竿をもってファイト中の中川さんの姿がみえたので様子を見に行く。どうやら鯉がヒットしたようだ。上がっていたのは50センチクラスの綺麗な鯉だった。この鯉を釣ったあと、篠津湖遠征組みの皆さんは釣行を終了し、納竿してしまったので、釣り場には安田家だけになってしまった。

のどかな雰囲気の釣り場 80パーセントアタらない捨て竿(笑

 さて、のんびりしよう・・。折りたたみイスを出して早速座る。親父と妹も竿を出し、親父はルアー、妹は手竿を振り出した。妹の手竿にはウグイがよくアタる様子。親父ははるか遠くでスプーンを投げ、ひたすらリーリングしている。

 到着したときは風邪が弱かったのだが、しだいに強くなりタモ網があおられるようになった。妹と親父も風が影響して釣りに苦戦しているようだ。

 このフィールドは護岸工事がかなり成されている。去年ここに釣行したときは、この近くに水門に続く流れ込みがあったのだが、現在は流れ込みはダクトの中を通っている。フィールド全体的にはかなり綺麗になっていて駐車場やトイレも設備されている。上の写真にもすこし写っているが、岸辺には小さな柳の木が点々と植えられていた。

 開始から2時間。すでに時刻は正午。エサ換えのために1番竿の仕掛けを回収している最中、2番竿にヒットした。

 すんなり上がって来たのは目寸50台の鯉。ランディングしようとしたのだが、タモが届かない場所にある・・。親父に助けを求めるべく呼んでいたら、岸辺で暴れていた鯉が針を外して逃げていってしまった。セルフリリース・・・(笑)

 う〜ん・・陸揚げしていないし、写真もとっていないから。いまのは・・・1匹としてカウントしていいのかなぁ?カウントしちゃうか!どうせ小さいし♪ ということで1匹ゲットーーー。

 同じ配合のエサを同じ場所にキャストし、昼食タイムにはいる。今日のランチは、おにぎり2個にサンドウィッチ3セット!世界を代表するワンハンドフードを紫外線に撃たれながらパクパク口に進める。そういえば僕の友達は「日焼け」のことを「被爆」という。誰か違いを教えてやってください。

 昼食のあとは、受信機をポケットに入れて、妹や親父の釣りに参加してみる。妹は手竿で小さなアタリをとり、ウグイやチチブを釣り、親父はルアーでナマズと格闘している。こういった釣りは見ているだけでも本当におもしろい。鯉釣りの暇つぶしには、このような釣りのタックルをもってくると最高である。

妹は手竿で・・。風が強いので竿を大振りしている。 親父が釣ったナマズ。ゴールドのスプーンにヒット

 しかし風はますます強くなる。手竿もルアーも厳しい状態になり、鯉やソウギョのタックルも糸なりしている。外にいるにしても風で物が飛ばされて落ち着けないので、エサ換えをしてから車に入ることにした。ちなみに妹は「エサ変え」のことを「おかわり」という(爆)

 車のなかで、しばらく読書をしていたが、しだいに眠くなり、シートを倒して仮眠することにした。湖面は波うち、木も竿も大きく煽られているのが車のフロントスクリーン越しに見える。アタリはなかなか来ない。

zzzzz・・・・・・


 突然、エリーゼのためにが車内に鳴り響く。同時に目が覚め外に飛び出した。あたっているのは2番竿。糸はふけてしまっている。竿をもってたるんだ糸を回収し、魚の手ごたえを確認。上がって来たのはさきほどと同じくらいのサイズの小さな鯉。

 妹がネットイン!ここの鯉は色白で綺麗なものが多い。さっきの鯉もそうだし、この鯉もそうだ。だが・・一番最初に目についたのは口元にある複数の針傷。僕の仕掛けは一本針なのだが、口の同じ箇所にいくつか針が刺さった跡があった。しかもかなり新しいものだ・・・「おまえ、釣られすぎじゃない?」と一言言ってリリースしてやる。最初に釣った鯉と同魚なんじゃないのか?という疑いも浮かぶ(笑)


 リリース後に時計をみると、もう午後4時。終了時間は午後5時の予定だ。あとの1時間でもう一度のアタリを期待して、すこし小さめに握ったエサを打つ。

 いつのまにか吹き荒れていた風は弱くなっていた。ラストスパートは竿の前でアタリを待つ。だが、このあと変化はなく、今年初の遠征釣行は終了となった。

 来週は千葉さんと月寒川、再来週からはホームグラウンドに戻る予定。山崎くん、tadasiくん、村上さん、ご同行願う!