鯉釣り日記2006 モチベーション
 釣行日 4月30日
午前10時〜午後6時
 場 所  創成川
 時 間


 来週(5月7日)まで期間のあるインターネット選手権。前回、73センチの鯉を上げることができたので、更なるサイズアップを勝ち取るべく、ホームグラウンド 創成川 北五番橋に釣行したが・・・・・。

 前日、天気予報を見ると晴れ〜雨となっている。だが、雨は夜になってから強まる様子なので、夕方までなら大丈夫だろう・・と思い、午前10時、親父の車でいつものポイントに向かう。

 到着して、早速いつもの場所にタックルをセットし、準備完了。仕掛けを投げる前に、川の様子をみるため、偏光グラスをかけて橋の上へ。

 今日の創成川は、いつもよりも水かさが増し、いつも余裕で見える底がよく見えない。底と魚が泳ぐ姿が見えれば、仕掛けの投入ポイントやこの日の作戦などを考えることができるのだが、これでは仕方がない。川の地形と前回の魚の動きを思い出しながら、1番竿の仕掛けをカケアガリ付近、2番竿をブッシュの手前に打ち込んだ。

 今回もエサは定番のコーンを使う。いつもは缶詰のコーンを使うのだが、今日はマルキューの食わせ用コーンを使ってみる。

仕掛け

・オモリ:ひし型オモリ30号(固定)
・ハリス:巨鯉ハリス8号
・針:チヌ8号

エサ

マルキュー食わせコーン

 すべての準備が整ったあと、やはり魚の活性が気になったので、横新道橋に上ってみる。横新道橋の付近は北五番橋の付近よりも浅いので、水かさが増していても、底が見える。偏光グラス越しに目を凝らして魚影を探してみるが・・・

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ん?・・鯉がいない?

 いつもなら50センチ〜60センチクラスが泳いでいるのが見えてもおかしくないが、今日は鯉が見られない。同時に水も動いていなく、水面の浮遊物も同じ場所でユラユラ漂うだけだった。

「・・・・いやな予感」


 午前11時、村上さんが到着。僕の上流側に竿を出した。
 1時間ほど談義をしているうちに風が強くなり、黒っぽい雲が流れてきた。雨と風のコンビネーションには去年の春、ほとほと参ったことがあったので、僕が釣りを終えるまで雨がふりませんようにと、願う・・。

 正午すぎ、僕の1番竿のリールからクリック音が聞こえた。センサーも入り、フィッシュオン!
 しかし、竿を手にすると、なにやら変な引き方、そして不思議な重量感。どうやら、魚の口に針が掛かっていないようだ。胸ビレの横あたりに針がスレている。暴れる魚は60センチクラスだっただろうか、針にウロコを残して去っていった。

「鯉がスレたのって初めてだなぁ・・」

 なんだか複雑な気分ではあるが、魚はいる様子。こんどは口に掛かってくれることを願って同じ場所にキャストした。

 しかし、魚の気配はこのスレのアタリでしばらく止まってしまうのだった。



 午後2時ごろ、中川さんが釣り場に訪れ、北五番橋の下流側に竿を出した。中川さんのタックル、ロッドポットとカープロッドがコラボレーションするユーロスタイルがカッコイイ♪

 そのころ、ついに振り出してきたか、雨粒が肌に感じられたので、僕と村上さんは荷物を持って北五番橋の下に避難。ここでアタリを待つことにする。風は冷たく、雨もぽつぽつ、それに加え魚の気配がないことで、モチベーションが下がってしまう。

  雨をかわすために北五番橋の下へ。橋の奥で竿を出すのは中川さん。  

 
くだり気味のテンションのまま2時間ほどダラダラしているうちに、風はますます強くなる。だが幸いなことに雨は小雨が降ったりやんだりの繰り返しで、さほど強くはならない。橋の下から出て、土手上の自転車道を散歩しながら川の様子をみると、60センチほどの鯉の姿が見られた。

 橋の下に戻ると、村上さんと中川さんも鯉が岸近くでエサを食むのを見たとのことで、下がっていたモチベーションをあげることができた。ようやく魚の活性もあがってきたようなので、少しサボっていたエサ替えをし、ラストスパートにかける。

 午後6時ごろ、僕の1番竿に少し押さえ込むようなアタリがあったが、すぐに止まってしまう。鯉の前アタリのようだったが、食いが悪いようだ。釣り場に訪れたTさんの話でも、気温水温ともにひくいので食いが渋く、アタリがあってもしっかりフッキングしないでスッポ抜けたり、口切れすることが多いようだ。

 また次回に期待し、今日はひとまず退散。GW中もこの釣り場に1、2度釣行したい。