鯉釣り日記2005 今年最後の釣行
 釣行日 12月27日
午前11時〜午後3時40分
 場 所  創成川
 時 間


 2ヶ月近く釣行しないうちに、いつのまにか雪が本格的に積もり、コンビ二やスーパーでは「もぅ〜い〜くつねると〜、おしょ〜がつぅ〜」というBGMがかかっていた。

 いろいろあってしばらく釣行できなく「今年中にもう一回釣りがしたい・・」という思いもほとんどあきらめていたのだが、27日火曜日、学校も長期休業に入ったし、親父も仕事が休みなので、今年の締めくくりとしてちょっとだけ竿を出すことにした。

 向かうは真冬でも可能性が充分ある創成川。今回は水門がある茨戸耕北橋上流。通称赤水門を釣り場に選んだ。午前10時に出発し、釣り場に到着すると、すでに水門の上流側に、ばちさんが竿を出していたので僕は水門の下流、茨戸耕北橋の横に場所をとることにした。

 雪が積もっているので、雪掻きして竿立てをたてる場所とタモ入れする場所を作ってから準備を始めた。今回は親父も一本竿を出すので、下流から親父、僕の1番竿、2番竿の順で並べる。今回は吸い込みによるダンゴ釣り。

3本針吸い込み仕掛け。
ハリス:巨鯉ハリス8号、針:チヌ10号orグラン巨鯉
オモリ:ヒシ型30号、サキ糸:ナイロン16号遊動幅8センチ

ダンゴ
龍王+カツオダシ

食わせ
乾燥パパイア

 前日に自宅で作ってきたダンゴを装着して手前、真ん中、奥の順で投入した。
 準備完了時は11時を少し過ぎたころだった。雪掻きにタックルの準備と忙しかったので暑くなってジャンパーを脱ぐ。荒れ模様の天気になると予想されたが、太陽が出て日光が雪に反射して眩しい。上流で釣りをしているばちさんの釣り場にお邪魔して少し話したあと、車に戻ると、親父は早速後部座席で寝ていた・・(笑)


 
水温は6度ほど。冷たいがもう少し上昇するだろう。鯉の泡付けやハネなどは見られないが、水温3度でも食い気があれば食ってくる。食欲のある鯉が通ることを願うばかりだ。匂いでアピールするために雪掻きに使ったスコップに団子を4つほど乗せて振り下ろし、ポイント付近にバラまいた(笑)

 さて、やることがなくなった。普段ならあちこちブラブラ散歩でもして遊ぶのだが、冬はブラブラしすぎると埋るので今日はおとなしく車で待機することにする。車の中でオニギリをむさぼりながら何度も読み返した雑誌をまた読み返す。ばちさんは急用のため納竿して撤収した。

 日差しのおかげで車の中は良い感じの暖かさ。ポカポカして眠くなってきた。受信機にスピーカーを取り付けて仮眠することにする。そういえば、ファイルを誤って消してしまったので今は釣行記を公開していないが、去年のこの時期にもここに釣行して今日のように助手席で寝ていたら幽体離脱したことがあった(爆)あのときは目をつぶって視界が真っ暗になったはずなのに、何故か金色の玉がフラフラしているのが見えた。その玉は僕の思ったとおりに動くので面白くなって「上にいけ、上にいけ」と指示していたら玉がどんどん上に移動し、同時に僕も一緒に浮き上がって気がつけば車の真上を飛んでいた・・今度幽体離脱したら、アフリカまで飛んでいってみようかな?(冗)

zzzz・・・・・

 ちょっと仮眠するつもりが、起きたらもう午後3時を過ぎていた。車で熟睡したのは久しぶり、背中が痛くなってしまった。

 どの竿にもまったく変化がない。外にでると少し風が強くなっていた。こうなると体感気温もかなり冷たく感じる。そんななか冷たい川の水面を泳ぐカモの姿をみてちょっと身震いする。「カモは寒くないのかなぁ・・」

 納竿の予定時間は3時だったのだが、あと30分様子を見てみることに。今年最後の30分、そこでガツ〜ンと竿が舞い込むのが理想だが、そんなにうまくいくわけもなく、今年最後の釣行を終了した。仕掛けを引き上げ、道糸から外してリグボックスに入れるまでの間で濡れたPEハリスが凍ってしまった。

 結局今年も大物は釣れなかったか・・去年よりも釣果は多いのだが30センチとか40センチとかサザエさんでいうタラちゃん、イクラちゃんサイズが多い。去年と同じくマスオさんサイズの70どまり。80オーバーを自分の竿で拝めるのはいつになるのか、まだまだ長そうだ巨鯉への道!