この日、入っていた用事がなくなったので、ひさしぶりに創成川に入ることに。
以前創成川に来たときは、釣友 山崎君と暑さと寝不足＆寝ぼけと戦いながら結果ボウズという波乱した釣行になった。今回はもう秋に入り、真夏日だった前回よりも過ごしやすく、台風後なので、魚の活性もいいのではないかと思っていたのだが・・
午前9時に親父の車で到着し、15分後に準備完了。今回も僕の創成川定番であるコーンをつけた2本針の仕掛けをアシの茂みの際と水草の切れ目に投げ込んだ。川は思ったよりも水量がすくなくなり、底が余裕で見える。前日の台風によって水草も相当流されたようで、川底の金魚藻の茂みになっていた部分も減っていた。
タックルをセットし終えてすぐ、親父と橋の上から川の様子を偏光グラスで覗くと、中型の鯉がいくつかのスクールになって泳いでいるのが見えた。その中で、5匹ほどの小さなスクールで泳ぐ鯉軍団が、ゆっくりと僕の仕掛けに近づく、そしてその中の1匹が針についたコーンを吸い込んだ。
水草の茂みの切れ目に投げこんだ2番竿にヒット！魚は1番竿の道糸の下をくぐり、橋の下へと走った。慎重に橋の下から寄せ、親父にタモ入れしてもらってゲットしたのは５９センチの小型だった。開始5分後のことである。
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開始5分でヒット！59センチ |
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30分後、村上さんが釣り場に到着。橋の下流側に2本のブッコミ竿をセットした。村上さんがタックルセットし終えた後、しばし談笑しながら橋の上からまた川を覗くと、村上さんの仕掛けの周りにはたくさんの小魚(ウグイの幼魚)が群がっていた。ただでさえ小魚の活性が悪かったことのないこの川だが(どこでもそうか・・)このウグイの子は秋になると特に増えるようだ。
偏光グラスでよくみると、あちらこちらにウグイの大群が見られる。村上さんが仕掛けを引き上げると、僕同様に喰わせオンリーで使っているコーンが跡形もなく消えている。僕も、2本の竿の仕掛けを回収してみると、やはりコーンがまったくのこっていない。とくに先ほど鯉を上げ、また仕掛けを打ちなおした2番竿の周りには、「今日はもうやめようかな〜」と鯉釣り意欲がなくなるほどの数のウグイが集まっている。エサの打ち返しのときの着水音で集まってきているのだろう。こんな状態でダンゴエサなんか使ったら即死間違いなしである。
あつまってしまったウグイをどうすることもできず、とりあえず針にコーンをたくさんつけて打ち込むが20分後には完全にすべて喰われてしまっている。エサ換えをするたびに、エサ持ち時間が短くなり、最終的には5分で、1本の針に4個、2本針なので計8個のコーンがやられてしまう状況。厳しい・・さきほどのように鯉がいればいいのだが、いくつかあったスクールも、もうどこかへ行ってしまったようだ・・しかたないのでコンビ二へ行き、大豆の水煮を1袋購入し、それを針につけて投げ込んだ。これでしばらくは持つだろう。
ウグイの猛攻に苦戦しているうちに、時刻はもう昼をすぎていた。エサを大豆に変えたことで、なんとか針に持たせることはできたのだが、肝心の鯉の食い気がいまひとつというところ。中型の鯉のスクールが何度か仕掛けの近くを通るのだが、皆上層を泳ぎ、なかなか大豆に注目がいかない。こういうときはパンプカが有利なのだが、夏休みの釣行時に通りがかりの鯉師のオジサンからいただいた、「キューピーちゃん仕掛け」を忘れてきてしまったので、このままブッコミで攻め続けることにする。釣竿を持ってやってきた小学生グループと遊びながらこの時間を過ごした・・・・
夕方、僕と村上さんより下流で、Nさんが竿を出し、パンプカ仕掛けをセットして投げ込んだ。Nさんは2本竿のうち、1本を置き竿に、もう1本はエサの食パンと一緒に持ち歩いて、釣り場をはなれ、鯉の反応をみながら投げ返しを続ける。
村上さんもパンプカの準備をはじめ、パンプカ用に持ってきていた投げ竿を片手に釣り場を離れて、パンプカの旅に出たので、僕も同行する。釣り場よりはるか下流にて、村上さんが針のついたパンを投げ込むと、やはりウグイが真っ先に寄るが、鯉の反応もあるので、やはりパンプカのほうが期待できそうだ。村上さんとNさんが投げ込むパンを見つめ、鯉の反応をひたすら待つ・・・・・・・
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・・・・・ |
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出た！ |
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村上さんにヒット！がしかし、残念ながらラインブレイク。一瞬、魚の姿が見えたが、結構な形モノだったようだ。う〜ん、残念・・・・
この後、僕も村上さんにタックル一式を借りてパンプカに挑戦したが、なかなか出てくれない。結局、1キロほど離れた隣の橋の近くまで釣り歩いたが、一度のバイトもないまま僕は釣り場に戻り、自分のタックルを片付け、釣行終了した。
村上さんもNさんも、結局釣果がなかったようだ。
今回もまた微妙な釣行と釣行記になってしまった・・(苦笑)このウグイの猛攻さえなければ・・・
パンプカ旅行中。突然僕の受信機が受信音を発した。え？あたってる？と急いで釣り場にもどると、竿の近くには、下流でザリガニ釣りをしていた匿名希望さんとRitsさん。受信機の反応は匿名希望さんが僕の発信機のスイッチを入れたためのもの。鯉釣り師特有の呼び出し方？
どうやら、ザリガニ釣りは好釣だったご様子。釣果のアメリカザリガニを5匹、僕がいただいてしまいました♪
いただいたザリガニは飼育中です。
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