鯉釣り日記2005 う〜ん、微妙・・・
 釣行日 5月28日18時〜
5月29日17時
 場 所  茨戸川
 時 間


 最近、ようやく暖かくなり気温も20度を越え始めた札幌。そろそろテントでの泊り込み釣行しても大丈夫かな?と思ったので、さっそく行って参りました。

 5月28日午後6時、父の車にて釣り場に到着。場所は、北海道ではなかなかお目にかかれない、88センチ、ゴールデンウィークには90センチという大鯉を上げている佐々木さんのホームグラウンド、茨戸川ゴルフネット裏。もちろんこの日もすでに佐々木さんは竿を出しており、私もその隣でテントを設営、竿を出した。

 仕掛け、エサは前回と同じく、袋2本針仕掛けに、ダンゴ+喰わせはヤングコーンの輪切り。ダンゴの配合は、とりあえず小さく握った龍王を単品で遠投し様子を見る。全てのタックルとテントを設営し終えると、辺りはすでに暗くなっていた。

 岸近くではヘラのハタキの音が聞こえる。しかし水は動かず流れが止まってしまっていた。


 
1時間後にエサ換え、また小さい単品龍王を打つがまた1時間なにもなしに過ぎた。今度は龍王に麦茶パックの中身とハトのエサを混ぜ、大きめに握って同じ場所に打つ。

 水温は入釣時に比べてわずかに下がったが、ゆっくりと下流に流れ出した。エサ換えのとき、ちょうど佐々木さんが車から出てきたので、しばらくつり談義をする。センサーやエサの話題で2人で盛り上がっていると、上流側の竿のセンサーランプが点滅、同時にエリーゼのためにとクリック音も聞こえた。竿を持ち、スプールに手を当てて竿を立てると、手ごたえがあったのだが、なぜかいきなりスッポ抜け。仕方なく軽くなった仕掛けを回収し、1つ分のダンゴを作るのも中途半端なので、一緒に下流側の竿もエサ換えをした。

 一度あたりがあれば、また2度目も来るのでは?なんて思って期待したが、結局何もなく、午前0時、夜中に起きてエサ換えするのが面倒くさいので、大玉ダンゴを握って遠投した。

 気温も下がり、夜づゆが冷たいのでテントに入ることにした。やはりコーヒー、紅茶、お菓子に鯉釣り雑誌は泊りがけ釣行にはかかせない。ヘラがハタく音、対岸からのカエルの合唱、遠くから聞こえる走り屋のスキール音など近くの橋を走る車の交通量が減ってから聞こえる音を聞きながら静かな時間を過ごす。

 少し眠くなったのでシュラフを出していると、佐々木さんのセンサーが鳴った。テントから顔を出し、様子をみてみるが、どうやら魚ではなく、このポイント定番の切れた水生植物の塊が流れ、ラインに引っ掛かってセンサーが入ったらしい。このようにゴミや水草の塊が流れてくるということは、水の流れがよいということなのだが、流れてくる漂流物にはちょっと迷惑?本当は僕も、ゴミがラインに引っ掛かるのを避けるために投入ポイントを変えるべきなのだが、面倒くさいのでそのままシュラフに入る。

 僕がどれだけ面倒くさがりやか、例がいくつかあるが、一番わかりやすいのは可愛がっていたペットのカブトムシに夢中だった小学生の頃、母親に「虫を触ったあとは手を洗いなさい」と言われたのだが、我がペットに触れるたびに手を洗うのが面倒くさいので、虫がキレイになれば触っても手を洗わなくてすむと思って、カブトムシを石鹸でよくあらった、というもの。今思えば、ひどい飼い主だ・・・

 さすがに深夜は気温が低く、しっかりとシュラフに潜る。がしかしなかなか寝付けず、何度も読んだ本をまた読み直したり、友達からの 「明日、かっ。ああ.co.jpあそべるどー」 という単なる「明日、あそべる?」という短文を誤字脱字すべてを無視して書いたがゆえ出来上がったわけのわからない文章のメールを、そのまま彼に送り返したところ、帰ってきた彼からの返信メールが「安田君〜、なにわけのわからない文章送ってんだよ?頭おかしくなったか?」と何故か僕が怒られてしまうという小ネタもありながら、しばらくして体があたたまり、就寝となった。

 午前4時ごろ、小鳥の声で目覚め、エサ換えをする。僕の面倒くさがりが祟ったか、下流側の竿のラインにはしっかりとゴミが巻きついていた。水面には湯気が舞い、なんとなく幻想的な雰囲気になっている。佐々木さんもそのころ車から出てきて「結局2人ともアタらなかったね〜」と苦笑しながら朝の挨拶。た


 
佐々木さんとしばらくつり談義していると、佐々木さんのセンサーが入った。クリック音が聞こえないので、またゴミか?と思って見ていたが、佐々木さん「魚だ!魚だ!」と叫んでいたので僕もタモ入れを手伝いに急ぐ。

 魚はあまり走らず、暴れながらも寄って来る。小さい鯉かなと思って浮いてくるのを待っていたら、水面から顔を出した魚は残念ながらライギョ。佐々木さんは1発大物エサ、ウグイの切り身を使っているので、ライギョやナマズといった肉食魚も、この時期になるとよく掛かってしまうのだった。


 
このライギョのあと、佐々木さんは納竿し、僕はまたシュラフに入る。午前8時ごろまで時々川の様子を見に行きながらシュラフに入り、仮眠をとる。魚の活性はいいようだが、アタリはない。風は強くなったが、日が高くなり、気温があがってきた。テントの中は熱がこもり真夏状態。シュラフを脱ぎ捨てウチワでパタパタ扇ぎながら、昨日の夜から寒い、熱いで熟睡できず、長い間転寝を繰り返す。気がつけばもう時間は昼すぎ、昼食はカロリーメイトと野菜ジュースで軽くすませ、テントのなかでゴロゴロゴロゴロ・・・アタリ来ないし、今日一日ずっとこうしていようかなぁ〜なんて思っていたら、いきなりのセンサー音にビックリ。センサーが鳴ったっていうことは、魚掛かってるんだよね?ゴミじゃないよね。。?テントから顔を出すと下流側の竿が弧をかいていた。ヨッシャ♪掛かった。いそいで靴を履き、竿のもとへ。ドラグをしめ、リールをまくが、遠投しているのでなかなかよってこない。魚も抵抗し続け、スプールが回る。少しずつ慎重に寄せ、もうすこしで上がる♪というときに、またしてもスッポ抜けてしまった・・2回目のスッポは悔しい〜。針はソイ針17号。最初にバラシた上流側の竿の針も同じである。針先はしっかりとしているので、針のサイズが悪いのだろうと思い、ソイ針よりも細く、なめらかな線を描くフカセ針の17号にしてみた。

 どうか、もう一度アタッてくれ〜と願いを込めて、また同じ場所にエサを打った。それからは気温もドンドン上がり、テントの中で、まず寝ることは不可能になったので、外でイスに座りながらアタリをまつ。当サイトにアクセスしてくださっているという(嬉しい♪)お隣さんにドーナツをご馳走になったりしながら、終了時間の5時まで次のアタリをまつが、結局変化なし、お隣さんは僕のボウズの横で50クラス中心に鯉を爆釣していたのに・・・。

 来週にでもまた挑戦したいのだが、来週は学校の部活の大会があってパス。また再来週あたり、どこかに釣行したい・・