鯉釣り日記2004 鯉マニアによる鯉マニアへの激励会
 釣行日 8月29日  場 所  新川
 時 間


 北海道発信の鯉釣りサイト第2弾「北海道 鯉マニア」を運営する前川さんが、仕事の都合で釧路へ引っ越してしまうということで、地元鯉マニアが集い、前川さんへの激励会が開かれることになった。

 私が激励会会場となる新川のポイントへ到着したのは午前5時少し前。釣り場にはすでに鯉師の皆さんが入釣されていて、私が最後に空いている場所で竿をだす。

 釣り場には上流から順に、HH中西さん、下倉さん、MAENO さん、亀仙人さん、前川さん。HH中西さんと下倉さんの間で竿を出した私も入れて、20本の竿が並ぶ。


 さてさて、私にとって新川は初めての場所。ポイントの数キロ先は日本海で、潮の影響により水がよく動く。ストラクチャーとなるものも点在し、しかも魚影も濃い!今日は魚はよく動き、跳ねやモジリが見られる。私が竿を出す少し前に、MAENOさんが50cmクラスの鯉を釣った。

 私の仕掛けは前回と同じ袋仕掛け。エサは龍王を単品で使用する。喰わせはドッグフード、レーズンの2種を用意し、まずはドッグフードを試す。ドッグフードはエサ持ちの検査を行ったが、案外針に残ってくれるのだが、水中でふやけてゆくので、ジャミのツンツン攻撃には弱そうだ。ただ匂いがあるため鯉にも効果的だろう。実際パックン釣法で使われているし・・・。

 投入ポイントは、川の水面をみて流れが緩いと見られる岸から15メートル先に1番竿(喰わせはドッグフード)と対岸近く約25メートル先に2番竿(食わせはレーズン)を打ち込んだ。


 
釣り場についてしばらく。6:30分、お隣の下倉さんのセンサーがなった。皆さん集まってファイトを見守る。無事タモに入ったのは60センチ後半の鯉だった。

 ファイトする下倉さん サイズは69センチ 

 
下倉さんが魚をリリースした10分後、またどこかでクリック音が!?今度はMAENOさんにヒット!重量があるのか、竿先が曲がる。ボゴン!と音を立てて上がった鯉はコロコロに太った70センチクラスの鯉。

続いてMAENOさんがキャッチ 

 連続して出たアタリ、やはり魚の活性が高いようだ。

 さて次は自分の番だとエサ変えのため釣り場に戻ると・・!どこかのが遊びに来たのだろうか、猫が私の竿の前で座っていた。頼んだ覚えはないが竿の見張りをしてくれたようだ。リラックスしている猫、私が近づいても逃げる様子はない。

 食わせエサとして使っていたドッグフードを一つ少し遠くに投げると・・捕って食べた。前川さんがダンゴに混ざっているトウモロコシを与えると・・食いやがった。しかしS倉さんの酒漬け大豆は食べなかった。健康のため禁酒しているのだろうか。

 私が猫から目を離し、竿を見たとき。2番竿のブザーのスイッチにつけている洗濯バサミがラインから落ちていた。ブザーの音は聞こえなかったが、ラインは大きくふけていた。急いで竿を持ちリールを巻くが、ときすでに遅し。もう少し早く気がついていれば・・とも思ったが、ブザーが鳴っていれば気がついたはず・・。ブザーのスイッチをOFFに戻し、もう一度入れてみたが、今度はしっかりアメリカンパトロールのメロディが鳴った。

 とりあえず猫は好きにさせて、私はダンゴの配合を少し変えてみた。龍王+麦茶+ビタヴァーレー+ハトのエサ。この配合でボソボソに混ぜ。両方とも遠投気味に打つ。


風が強くなってきた。ラインがカーブを描く中、午前9時40分、また下倉さんにヒットした。上がったのは70cmの細〜い鯉!これをリリースした直後にまた下倉さんのセンサーが鳴る。今度も70近い鯉だった

下倉さんの一人舞台。私も釣りたい・・

 この後、前川さん激励のジンギスカンパーティとなり、私もご馳走になった。やはり釣り場で食べるととても美味しい!

 腹が満たされ、急に眠くなった私は、シートを敷いて横になった。しばらく寝ていたのだが、ブザーの音、皆さんのセンサーの音も聞こえない。アタリフィーバーだった下倉さんもの竿にも変化はなく。結局この日は自分の釣果をここに載せられない結果に終わった。下倉さんは私が来る前にも鯉を上げているという。今回の主役である前川さんにも夜にアタリがあり、かなりラインが出されたようだが、根に入られてしまったらしい。やはりここは魚影が濃い。もちろんそのなかにはヌシがいるのだろう。