鯉釣り日記2004 う〜ん、渋い・・
 釣行日 5月5日
午前5時30分〜午後7時
 場 所  創成川
 時 間


 インターネット鯉釣り選手権の終了時間も4日後にせまってきいた。残念ながら、私は選手権最終日と、その前日の土日曜は用事があるため釣行はできず、この日が選手権期間中最後の釣行になる。

 午前5時半、前回とおなじ創成川のポイントに入った。このサイトにアクセスしていただいている鯉釣り師の下倉さん、前川さんとHH中西さんの3方はすでに上流で竿をだしていた。挨拶を交わしてから私も竿を出す。タックルと仕掛けは前回と同じもの仕掛け詳細:スイベル:2号、サキ糸:巨鯉伝説3号2本縒り、オモリ:ひし形25号、ハリス:巨鯉ハリス8号(13センチ)、針:管つきソイ針20号(2本)エサは前回、大豆で好釣果を得たので、今度はトウモロコシをためしてみることにした。 

 仕掛けを川の真ん中に投入したあと、寄せエサを撒きアタリを待つ・・・。風はなく、気温はドンドンあがっていく。人間に釣りがしやすい状況であり、魚のほうもかなり活性がいい様子。「食ってくれ〜!」

 午前8時20分、下倉さんにヒット!形は40センチ後半だが、綺麗な魚体。体形が丸々としていて、腹が広いから陸にあげたときに地面に腹ばいになって立っていたw

上流で竿をだしていた下倉さんにヒット!40台のきれいな鯉でした。

 その後更に気温は上がり、時計についている温度計は20度をさしていた。気が付くと周りにはフナ釣りをする老若男女で賑わっている。川沿いにズラーっとならんだ釣り人の数には少し驚いた。こう人が多いと鯉がつれなくなるのではないかと、心配している矢先、私のとなりに小学生数人が釣竿を持って入ってきた。その子達はリールのついた竿での浮き釣りでウグイやフナを狙っているようで、針にミミズをつけて私の仕掛けがあるところにキャスト。そこまではまだよかったのだが・・、小学生軍団は何を勘違いしているのか、浮きエサ釣りの仕掛けをキャストしたあとすぐに巻き上げ、エサを変えてまたキャスト、そしてリーリング。たまにトゥウィッチングを入れる子もいた。エサの打ち返しまでに15秒、これではまるでルアー釣りである。キャストするとき、仕掛けについている大型の玉ウキとガン球がドボンと大きな音をたてるためせっかくよせた魚が散ってしまった。そこまでなら私も腹を立てずにすんだのだが、その子達が仕掛けを引いてくる際、トゥウィッチングするので、仕掛けが周りに生えている草に引っかかってしまうのである。強度の根掛かりなら諦めてしまうのはわかるし、私もこの数時間前、1本の仕掛けを不注意で草に引っ掛けてしまったので人のことはいえない、しかし、その子達は草に仕掛けが引っかかってしまったら、「まだ代えがあるから」と簡単にその仕掛けを刃物で切ってしまったのである。しかも一度ではなく3回もおなじポイントで仕掛けを切った。それも針がついている仕掛けである。私も注意しようとしたが小学生軍団は釣り場変更をするためポイントから立ち去ってしまった。釣り場をみると、私の仕掛けの周りには3つの仕掛けが引っかかっていた。ウキが付いているので仕掛けがある場所がわかるのが幸いで、私は2番竿の仕掛けを巻き上げ、針をはずして、オモリのみ装備した仕掛けを、捨てられた仕掛けのそばに投げて巻き上げ、ウキとその下部の糸に絡めて回収した。無事2本の仕掛けを回収したが、のこる一本は針が水草から外れて流されていってしまった。小学生がつりに興味をもつのは喜ばしいことだと思うが、釣り場でのマナーは大切にしてほしい。
小学生軍団が残していったウキ釣りセットの袋とわざわざ私の竿の前に捨てていった市販ミミズの空箱を掃除したあと、気を取り直してエサを換え、寄せエサも撒きなおした。釣り人が少なくなる夕マズメを期待する。

 何も変化が無い3時間の末、ようやくのアタリで前川さんにヒット!サイズは先ほどの下倉さんが釣ったものと同じ位である。これを見て気合を入れなおし、そろそろアタリ出すのではないか・・・と思ったが、その後アタリは無かった。